北京BEJ48春のシングル『Once Upon the Light of Dawn』MV公開

北京BEJ48春のオリジナルシングル『One upon the light of dawn 晨曦下的我們』MVフルバージョンがついに公開された。あっと驚くような仕掛けが隠れたすばらしい演出になっている。

現地ファンの画面ショットをお借りしてストーリーをご紹介しておく。

ストーリーといっても7分間のMVでわざと含みを持たせているので、筆者の勝手な想像を入れさせてもらう(汗)。

主役は北京BEJ48第五回総選挙の第1位、第2位のサンサン(蘇杉杉)、DDD(段藝璇)。

仲良しの姉妹、子供のころ姉はピアニストを、妹はバイオリニストを目指していたが、両親を亡くし、親戚から支援を受けながらも二人で生活することになった。

姉はピアノをあきらめ、自分が働いて生活をささえることで、妹が音楽学校に進学してバイオリンを続ける後押しをする。

音楽学校に入学し、音楽を志す仲間と出会えた妹を、姉は集合写真のシャッターを押してお祝いする。

姉の心には今でも写真立てにある子供のころの妹と二人の姿が残っている。

コンクールを目指す妹は、家庭環境に恵まれた同級生たちが高価な楽器を持っているのを実はうらやましく思っている。

学校の帰り道の楽器店で、同級生たちが持っているような楽器を見つけるが…

値札には16,000元(約26万円)。今の姉との生活ではとても手の届かないバイオリンだ。

音楽学校の指導は厳しく、家で姉がピアノ伴奏をして練習に付き添ってくれる。しかし思うように弾けず、コンクールに出演するための合格点を教官からなかなかもらうことができない。

でも同級生たちは落ち込む彼女をはげまし、いっしょに頑張ろうと言ってくれる。

そして姉は妹がコンクールに参加できるように強く願いながら、彼女を支えるために懸命に働いている。

ある日同級生たちといつもの楽器店を訪れると、あのバイオリンが3日間限定で6,000元(約10万円)の割引になっている。

同級生たちはこれなら買えると喜んでくれるが、彼女は今の生活では10万円でも無理だと分かっている。

カフェで夜遅くまで働く姉を窓越しに眺めながら、これ以上姉に苦労はかけられないと思うのだった。

ある日学校に着くと譜面台に「私たちはいつまでもあなたを応援してる」と書かれた封筒がある。

中身は6,000元。同級生たちがお金を出しあったサプライズだった。

気持ちはうれしかったが、素直に喜ぶこともできない複雑な気持ちのまま、同級生たちに連れられて楽器店に行く。

そこで見つけたのはあのバイオリンが誰かに買われたあとだった。

ところが妹が家に帰ると、そのバイオリンがある。

こっそりカフェを訪ねてきていた妹のあとをつけ、姉は彼女が楽器店のショーケースにあるバイオリンを欲しがっていることを知っていた。

何とかバイオリンを買ってやろうと仕事に精を出し、特別割引でようやく買うことができた。

しかし姉は自分の体の異常に気付く。

妹は姉の体調を心配しつつも、無理をして働いてまでバイオリンを買ってくれた姉のために必死で練習をつづけ、ついにコンクールへの出場権を勝ち取る。

ニコロ・パガニーニ国際バイオリンコンクールだ。

妹に心配をかけまいと、姉は医師からすぐに入院するよう言われたにもかかわらず、家でいつものように妹のレッスンを支えつづけた。

妹に見つからないように薬を飲み、体調が悪くなればトイレに駆け込み。

だがそういう生活も限界だった。妹は姉の体調が極度に悪化していることに気づいて入院させる。

そしてコンクール当日。姉はピアニストになりたいという自分の夢を、妹が代わりにかなえてくれたことが幸せだった。

自分がピアノで伴奏し、妹がバイオリンを弾いて舞台にたてたらどんなに良かっただろうと。

姉の心の中には、あの日自分がシャッターを切ってあげた妹と同級生たちが、校舎へ入っていく後ろ姿がいまも残っていた。

妹がコンクールから戻ったとき、姉はすでに亡くなった後だった。

・・・というストーリーだと思う。たぶん。

はっきり言って脚本は大したことがない。よくある「不治の病もの」の変奏曲でしかないが、このMVの監督と、DDD、サンサンの演技はかなり秀逸。

いくら運営会社の運営がヒドくても、こういうクオリティの作品を出されると文句のいいようがなくなる。

シェアする