AKB48 Team SHが日本企業とタイアップすると「中国姉妹グループ」ではなく「人気女性グループ」になる

AKB48中国再上陸の上海AKB48 Team SHが、以前予告されていたとおり資生堂とのタイアップが始まった。

ただ、中国ツイッター(新浪微博)資生堂グループ海外旗艦店アカウントの公式発表を読むと、やっぱりAKB48 Team SHの立場って微妙なんだなぁ~ということがよく分かる。

そもそもタイアップと言っても、SNH48がたびたびやっているような、オンラインモール「Tmall 天猫」のメーカー旗艦店に登場しますというだけなのだが。

↓こちらが資生堂グループ海外旗艦店アカウントのツイートと、AKB48 CHINAのリツイート。

(版権を配慮してメンバーの写真はぼかした)

まずリンク先の資生堂オンラインモール旗艦店を開いて気づくのが、中国大陸の「Tmall」(www.tmall.com)ではなく、香港の国際版「Tmall」(www.tmall.hk)であること。

香港国際版Tmallは中国大陸からも開けるのだが、あえて大陸側のTmallではなく香港版Tmallという点が重要。

SNH48グループがTmallのネットショップとタイアップするときは、常に大陸側のTmallだからだ。

そしてもっと重要なのは、上のツイートに「中国」という単語が出てこないことだ。

「彼女たちは日本の一流プロデューサが大量の資源を投入して結成した人気少女グループAKB48 Team SH」とあり、「中国女性グループ」という紹介はどこにもない。

AKB48 CHINAのリツイートにさえ「中国」という単語が出てこない。「跨境(国境をまたぐ)」と言いつつ、日本とどの国の国境をまたぐのか明記していない点が、AKB48 Team SHの微妙な位置づけをよく表している。

ちなみに実際に香港版Tmallの資生堂旗艦店を見ても、紹介は「形象大使 人气女团(イメージ大使 人気女性グループ)」となっており、どこの国のグループかの表現をわざと避けている。

もちろんAKB48 Team SHが中国大陸のメディアで紹介されるときは「AKB48の中国姉妹グループ」となるが、日本企業とのタイアップでは「人気女性グループ」になるということだ。

この微妙な違いが、興味深い。

ちなみに中国大陸版「Tmall」の資生堂旗艦店のページは下図のとおりで、AKB48 Team SHとは何の関係もない普通のページになっている。

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