中国ではSNH48とキクちゃんの知名度がAKB48を圧倒している件

AKB48中国再上陸のAKB48 Team SHは劇場公演はおろか、まともな活動がほとんどない状況だが、中国でAKB48とSNH48のポジションが今どうなっているのか、これを見るだけでハッキリわかり過ぎる。

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これは中国版のグーグルトレンドといえる百度インデックスでAKB48とSNH48を比較した結果だ。

ご承知のように中国ではグーグルが使えず、2018年の統計で中国国内の検索エンジンは百度がシェア69.74%とほぼ独占状態。

その百度でAKB48とSNH48がどれくらい検索されているか、2011/01/01~2019/02/20まで調べてみたのが上の図だ。

SNH48がAKB48と決裂して独立した後、SNH48がAKB48を完全に圧倒しているのがハッキリわかる。

ただしSNH48も第三回総選挙がピークで、2018年に入ってから注目度は一気に落ちている。

しかしその2018年以降を比較しても「中国で48と言ったらSNH48」という状況は変わっていない。

ダメ押しで、これにキクちゃん(鞠婧禕)を追加してみる(オレンジ色)。

春節以降、キクちゃんの注目度は急上昇、SNH48をも圧倒している。

以前から書いているように、中国ではK-POPの人気がはるかに高く、日本系アイドルは非常にマイナーだ。

AKB48さえほとんど知られていない状況で、2016年中ごろからSNH48が一気に知名度を高めた結果が「中国で48と言ったらSNH48」である。

共産党や国営放送との良好な関係を維持するために、愛国歌のMVを制作するなど、アリバイづくりの「愛国ポーズ」をうまくとり続けていることもある。

あまりに親日すぎると「精神的日本人」だと敬遠されてしまうからだ。

この状況で今後AKB48 Team SHが本格的に活動を始めるとどうなるかは、48系にハマりすぎて客観的に状況を見られない方々以外には簡単に予測できる。

AKB48 Team SHが日本のAKB48の姉妹グループという「正統性」を前面に出しつづけると、日本のアイドルグループの中国人メンバーという扱いになり、決してメインストリームになれない。

逆にAKB48 Team SHが中国のグループであるという「現地化」を進めると、SNH48の姉妹グループだと誤解される。この場合は、AKB48 Team SHの知名度が高まると、SNH48の知名度もつられて高まる。

まして現地AKB48ファンがSNH48に敵意を燃やし続けると、ますますAKB48 Team SHは地下アイドル化していく。

ここで定期的にこういう記事を書くのは、AKB48 Team SH運営がこの予測を裏切ってくれることを期待しているところもある。

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