広州GNZ48キツネちゃん(高源婧)の『PUBGモバイル』プレー動画をゲームを知らない人にも分かるように解説(汗)

分かる人にしか分からない超絶面白い動画を見つけたので転載。広州GNZ48 Team Gキツネちゃん(高源婧)が2018/12/30に中国動画サイトにUPしたPUBGモバイルの「ドン勝」動画(倍速)。

サムネイルが派手なのは気にしないで下さい。YouTubeにPUBG動画をアップするときは、こんな感じにするのが決まりらしいので。

以下、PUBGをご存じないかたは動画を見ながら解説をお読み下さい(汗)。

なお筆者がPUBGモバイルを始めたのは、北京BEJ48メンバーが営業の仕事でやっていたのを見てから。

ゲームの舞台は「エランゲル」という孤島で、地名はロシア語になっている。「ソロ」というモードなので、100人のプレーヤーが単独で戦い、最後の1人までバーチャルに殺し合うゲーム。

他に「デュオ」という2人1組、「スクワッド」という4人1組のチーム戦で対戦するモードもある。(上級者向けには「ソロ・スクワッド」という1人で4人チームと戦うモードも。

キツネちゃんはこの試合で見事、最後の1人になっている。

最後の1人になると英語版では「WINNER WINNER CHICKEN DINNER!」というメッセージが出る。中国語では「大吉大利,晚上吃鸡!」で、縁起が良いや!今晩はチキンを食べるぞ!という同じ意味のメッセージになる。

なぜか日本語だけは「勝った!勝った!夕飯はドン勝だ!!」と意味不明のメッセージになるが、なぜ日本語だけ違うのかはググって下さい(汗)。

なので中国語でいま「吃鸡(チキンを食べる)」と言ったらPUBGをやるという意味になる。

彼女が使っているのは中国版で相手は同じ中国版ユーザしかいないが、国際版を使うと、世界中でたまたま同じ瞬間にゲームを始めたユーザから100人がランダムに選ばれて同じ試合に入る。

試合が始まると100人は輸送機に乗って島の上を横切り、自分でどこに落下傘で降りるかを決めて降下する。キツネちゃんが地図に黄色いピンを立てているのがそれ。

最初プレーヤーは武器を何も持たない丸腰の状態で、地上に降りたらまずあちこちに落ちている武器や防具、バックパックを集めて回る。どういう武器がどこに落ちるかはランダムに決まる。

建物が密集している町の方が武器がたくさん落ちていて、手早く武器を集められるので、そういう場所を選んで降下するのが良さそうに思う。

しかし同じ考え方で降りてくるプレーヤーが多いので、降りるとすぐに激戦になる。運が悪ければ武器を集めている間にいきなり殺されたりする。

キツネちゃんは下図の赤白のラインを飛ぶ飛行機から「R城」という場所に降りている。国際版では「Rozhok」、日本人は「ロズホ」と略して呼ぶ。

この「エランゲル」島でいちばん激戦区になるのはその手前の「P城」、Pochinki(ポチンキ)なので、キツネちゃんは手堅く最後の1人を目指すため、ポチンキよりは人が集まらないロズホに降りている。

飛行機から町に降りるときは当然、他のプレーヤーより1秒でも早く降りる必要がある。もたもたしているとまだ落下傘で降りている途中に、地上から撃たれて死んでしまう。

最高速で降りるには町の最短距離まで飛行機に乗って垂直降下する。キツネちゃんはこの定石通りの降り方をしている。

武器は基本的に建物の中に落ちているので、地上に降りたら大急ぎで近くの建物に入る。いちいちドアを開けずに窓から飛び込む。塀や窓はジャンプで乗り越えられる。

PUBGにはPC版とモバイル版があるが、PC版は武器をいちいちキー操作で拾う必要があるが、モバイル版は最初に何を拾うか設定しておくと、近くを通れば自動で拾ってくれる。

PUBGの武器はほぼ全て実在する武器で威力や使い方に差がある。

最初に建物に入ると、だいたいピストルとショットガンが見つかり、キツネちゃんも最初はその2種類を持っている。

ショットガンは目の前にいる相手を一発で殺せる接近戦用で、降下していきなり殺されることもけっこうある。あえて後半戦まで「ダブルバレル」と呼ばれるショットガンを持ち続ける人もいる。

キツネちゃんは1人目をピストルで殺しているが、背中を見せて逃げた相手が弱すぎる。

殺した相手はなぜか木の箱になって地面に落ちる。中国語では「落地成盘」と言う。現地SNH48ファンもよく使う語彙なので必修単語(笑)。

そして相手が持っていた武器を自分の物にできる。

つまり武器を集めるには、建物を走り回る方法と、誰かを殺して武器を奪う方法の2種類がある。後者の方が効率的なので、プレーヤーが殺し合いをする動機づけになる。

キツネちゃんは前半にに殺したプレーヤーたちからかなり強力な武器を手に入れている。

なお殺したときの血しぶきが赤ではなく緑色なのはそう設定しているため。韓国ではレーティングの関係で血を赤色で表現できないらしく、他の国のプレーヤーも設定で緑色に変更できる。

キツネちゃんは最初から4倍スコープを手に入れているので、遠くのプレーヤーも望遠で撃ち殺せる。

あとは同じ町に降りたプレーヤーに殺されないように、「かくれんぼ」をしながら相手のスキをついて殺しつつ武器を集め、同時に最初の100人からプレーヤーを減らしていく。

このゲームは普通はヘッドホンをしてプレイする。敵の足音と銃声がちゃんとステレオでそちらの方向から聞こえてくるので、敵の居場所をさぐることができるためだ。

モバイル版では右上の小さな地図に敵の足音が、赤い足跡マークで出てくるのが親切。PC版では自分の耳で聞き取るしかない。

地面には傷を治すための医療品や、体力を回復するドリンク、銃につけるスコープ(正確に相手を狙うため)、銃を発砲したときの衝撃をやわらげる器具や、銃声を消すサプレッサー(俗に言うサイレンサー)なども落ちている。

それらはバックパックの中に自動的に入っていく。

自分が撃たれると、撃たれた方向を示す血しぶき(?)が見える。下図の場合は左後ろから撃たれたと分かる。

撃たれたらとりあえずどこかに隠れて救急セットなどで傷を回復させる。

プレーヤーはどの武器とどの付属品を組み合わせるかを考えながら集めていき、ときどきバックパックを開いて、手持ちの2本の銃器のどちらに望遠スコープをつけるか、弾薬庫を拡張する付属品をつけるかを考えて付けていく。

それぞれの武器や付属品の性能を覚えておかないといけないが、キツネちゃんは無難に武器の組み立てもこなしている。

ここで普通の人が疑問に思うのは、これだけ広い孤島で、100人から人数が減っていったら、後半戦は島のあちこちにプレーヤーがバラバラになって、いつまでたっても終わらないのでは?ということだ。

そこはよく考えられていて、このゲームには「安全地帯(play zone)」という円形のエリアがあり、そのエリアが少しずつ狭くなっていく。

この「安全地帯」の外にいると、パルスというナゾの電磁波で勝手に体力が消耗して、最後には撃たれていないのに死んでしまう。

地図上で青く塗られているのがその電磁波の場所で、ここから一刻も早く出る必要がある。

最終的に安全地帯の円形がどこへ向かって収縮していくかも、毎回ランダムに決まる。

プレーヤーはどんどん収縮していく安全地帯に入らざるを得ず、自動的に接近戦になっていく。島はかなり広いので道路に「落ちている」自動車を運転して移動することもできる。

キツネちゃんも途中で車に乗って、安全地帯の中央に近い場所へ一気に移動している。

後半戦は安全地帯の中心近くの建物に入って隠れるのが比較的安全な戦い方になる。

キツネちゃんも車で安全地帯の中心に近めの建物に入ろうとするが、先客がいたので殺してしばらく隠れている。

残りの人数は画面の左上「剩余」の数字。その右の数字は自分が殺した人数。

キツネちゃんが最後の建物にかなりの時間隠れているのは、最後の1人に残るための堅実な方法。その間、他のプレーヤーどうしが殺し合って、残りの人数が減っていくのを待っているわけだ。

安全地帯が少しずつ狭くなり、自分のいる建物が円形の外側に外れるギリギリまで待っている。

この試合でキツネちゃんがラッキーだったのは、この建物に向かって安全地帯の円が収縮したこと。

なのでキツネちゃんは残りが自分を含めて4人になるまで建物に隠れることができた。

隠れている間、あまりにヒマなのでキツネちゃんのキャラクターはナゾのダンスを踊る。

このダンスはPUBGモバイルの全く意味のない「エモート」という機能(笑)。キャラクターにいろんなダンスをさせることができる。

4人になったとき建物が安全地帯の円から外れてしまったのを地図で確認して、キツネちゃんは一気に建物から駆け出している。

下図の右上の小さな地図で、白い円から自分の位置の黄色い丸がはみ出したのがその合図。

最後の数人が残った状態は、たった数十メートルの円の中でおたがい「かくれんぼ」をしつつ、耳をすませて相手がどこにいるかをさぐりながら殺し合う。

自分が誰かを殺すために発砲すると、その音で自分の位置を知られてしまう。最後にお互い近づけは近づくほど、自分が攻撃すれば位置を知られるというジレンマに陥る。キツネちゃんも銃声をよく聞いて自分以外の2人の位置を把握している。

キツネちゃんがさらにラッキーだったのは、残りの2人が殺し合ってくれたこと。そして丘の上にいる最後の1人から、茂みの中に自分の姿を隠せていること。

ここまで来れば相手の姿が見えたら、一気にアサルトライフルの連射モードで撃ち込む。

その瞬間撃ち合いになるので、お互いの武器の威力、ヘルメットや防弾チョッキの状態、残りの体力などでどちらが勝つかが決まる。

この試合の最後の瞬間でキツネちゃんが極めつきでラッキーだったのは、相手が青い電磁波に呑まれそうになり、そこから急いで脱出するために車(バギー)に乗ったこと。これをするとキツネちゃんの位置からバギーが完全に見えてしまう。

なぜ最後の1人が位置がバレやすいバギーを使ったか推測すると、時間が経てば経つほど電磁波の威力が強くなり、走って移動すると移動する速度が遅すぎて、あっという間に電磁波に呑まれて死んでしまうからだ。

キツネちゃんはそれを見てバギーに向かって一気にアサルトライフルを連射している。

乗り物に乗っているプレーヤーに命中すると、プレーヤーは車から地面に放り出される。この状態でほぼ相手の負けは確定だが、キツネちゃんは最後のダメ押しでアサルトライフルを撃ち込んで「大吉大利,晚上吃鸡」。おめでとう!という感じ。

PUBG(プレーヤーズ・アンノウン・バトルグラウンド)、中国語名「絶地求生」というのはそういうゲームです(汗)。

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