上海SNH48イメージキャラクターのお仕事:ニベアの姉妹ブランド「SLEK」、米国ソフトキャンディー「Starburst」

上海SNH48メンバーの最近のイメージキャラクターのお仕事を2つご紹介。

まずSNH48二期生 李藝彤がドイツの化粧品メーカー・バイアースドルフ旗下の「SLEK」という中国ローカルのヘアケア製品のイメージキャラクターを努めている。

バイアースドルフ社ブランドで日本でもおなじみなのはスキンケアクリームのニベア、消臭スプレーの8×4、ハンドクリームのアトリックス。

中国限定ブランド展開をしている化粧品メーカーがあるとは知らなかった。

中国最大のネットモール「Tmall」公式オンラインショップでSLEK商品を購入すると、2018/10/10上海SNH48劇場で行われる李藝彤ファンミーティングのチケット150枚プレゼントというキャンペーン。

『アナと雪の女王』との連動キャンペーンになっているようだ。

これは李藝彤のファンは絶対買う。彼女のファンの母数はSNH48グループ全体でいちばん大きい。広く対外的に販促するというより、ファン圏を狙い撃ちにする形式のキャンペーンのイメージキャラクターとしては最善の選択。バイアースドルフの判断は的確といえる。

↓SNH48グループ傘下の中国版『ミーナ』も連動している。

↓こちらが「Tmall」のSLEK旗艦店。

↓こちらは中国ツイッター(新浪微博)のSLEK公式アカウントのツイート。

もう一つはStarburstという英国起源のソフトキャンディー。現在はThe Wrigley Companyという米国のチューインガムメーカー傘下の食品メーカーMars, Incorporated社が生産している。

こちらはSNH48二期生の4名、ナナちゃん(萬麗娜)テテちゃん(黃婷婷)ななし(馮薪朵)Akira(趙粵)が一度に起用されている。

中国でのブランド認知度はStarburstの中国ツイッターのフォロワー数を見ると低いようだ。

SNH48メンバーを起用する前は、中国のニコニコ動画クローンサイトでナスダック上場企業「ビリビリ動画」の踊ってみたなど、二次元系から販促していたようなので、SNH48に目をつけたのは妥当な流れ。

↓SNH48公式アカウントのツイート。

↓ななし

↓テテちゃん

↓ナナちゃん

↓Akira

正直言って、以前ならSNH48メンバーがイメージキャラクターをしていた韓国化粧品ブランド「innisfree」など、最近明らかにロケットガールズに仕事を取られている。

ロケットガールズは中国三大ネット企業のテンセント(騰訊)が韓国Mnetから正式に版権を購入して放送した、中国版『Produce101』からデビューしたK-POPスタイルの女性アイドルグループ。

この夏の結成以来ものすごいペースでシングル曲を連続リリースしており、各種メディアへの露出も多い。

しばらくSNH48が中国芸能界のプレゼンスを持っていかれるのは仕方ない。

ただロケットガールズは11人グループ、SNH48とは全くビジネスモデルが違うし、SNH48運営会社にはソロ活動を始めたキクちゃん(鞠婧禕)もいる。今の盛り上がりがおさまれば中国芸能界で共存できる。

現地の一部の見方では、近日放送開始予定の中国版『Produce101』第二シーズンで、男性アイドルグループがデビューすれば、ロケットガールズの人気もかなり落ち着くのではという観測もある。

とりあえずSNH48グループはしばらく地道に活動する期間ということで、業界団体や党とのつながりを維持したり、キクちゃん(鞠婧禕)を女性俳優として着実に活躍させるなどになる。

つまりはAKB48の中国再上陸である上海AKB48 Team SHが、上海ローカルの地下アイドルになってしまう可能性が大きくなるということだ。

昨日もAKB48メンバーがAKB48 CHINAをバックアップするために、中国の楽天的なネットモール「タオバオ(淘宝)」でネット生放送を行っていたが、視聴ユーザ数5~6万では中国では少なすぎて問題にならない。

2回とも日本からの生放送で、司会の男性は日本語、中国語のバイリンガル、途中、中国側の同時通訳もついていた。

前回は小嶋真子さん、今回は峯岸みなみさんとAKB48運営は主要メンバーを投入しているが、やはり日本人が日本語で出演するのでは、中国のAKB48ファンにしか訴求できない。

それにタオバオの生放送ではプラットフォームが地味すぎる。テンセント(騰訊)やiQiYi(愛奇藝)は無理としても、せめてビリビリ動画くらいでやるべきだ。(ビリビリ動画も商業目的の使用料は高いのかもしれない)

上海AKB48 Team SHが現地AKB48ファン圏に依存している限り、残念ながらSNH48を抜くことさえできないし、まして今が旬のロケットガールズ級のプレゼンスを得ることは夢のまた夢だ。

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