上海SNH48総選挙トップメンバーはSNH48全体の顔である件:『明日之子』『黄金100秒』2018/09/14放送分

昨日2018/09/14は北京BEJ48が中国動画サイト最大手「iQiYi」の音楽番組『中国音楽広告牌』(録画放送)に登場した以外に、SNH48グループが2つの番組に出演していた。

男性歌手対戦型オーディション番組『明日之子』

一つは「iQiYi」のライバルにあたる中国動画サイト最大手テンセント(騰訊)動画が今いちばんプッシュしている男性歌手の対戦型オーディション番組『明日之子』。

この番組は生放送で、昨夜は上海SNH48と北京BEJ48がともに出演、今年SNH48グループ第五回総選挙でトップになったSNH48二期生カチューシャ(李藝彤)がリーダーを担当した。

↓上海SNH48、北京BEJ48出演部分はこちら。

SNH48、BEJ48は出演選手の斯外戈(スーワイガ)のバックダンサーとして、最近中国のTik Tok(抖音)で流行っているらしい洗脳曲『脳瓜疼』を歌っている。

↓YouTubeに野良でアップされていた昨夜生放送分全編はこちら。

SNH48、BEJ48登場部分はこちらの1時間18分あたり

韓国『Produce101』第二シーズンのソロシンガー版といった感じの番組だろうか。新世代中国の男性ミュージシャンを発掘する番組らしいが、相変わらず中国大陸のポピュラー音楽はバラード以外は全然ダメだなぁという感想しかない。

C-POPの創作レベルはいまだに台湾、シンガポール、マレーシアなど中国大陸以外の華人アーティストだのみだ。

それはいいとして、今回カチューシャ(李藝彤)は上海SNH48、北京BEJ48の出演メンバー代表としてSNH48入団以来の略歴を話している。選手である男性歌手、斯外戈への応援スピーチだ。

しかし見事に噛んでいるし、途中でセリフを忘れかけている。

うしろから後輩の北京BEJ48 Team BキャプテンのDDD(段藝璇:上海SNH48五期生から移籍)が励ますような視線で見つめている。

筆者は同じ二期生のシャオスー(林思意)なら女性俳優としての経験が豊富なので、明瞭な中国語で噛まずに、セリフも忘れずに話せただろうと思う。

カチューシャはキクちゃん(鞠婧禕)の後継者としてSNH48グループ全体を代表し、こういう人気ネット番組では後輩メンバーに対して絶対的な安定感を示すべきではないのか。

彼女が背負っているのは自分のファンからの期待だけではなく、SNH48グループのファン全体の期待と、SNH48グループ全体の代表としての対外的な顔としての責任だ。それが総選挙第1位メンバーの責務だ。

中国中央テレビ『黄金100秒』

先週に続いてSNH48二期生テテちゃん(黃婷婷)が中国中央電視台バラエティーチャンネルCCTV3の素人参加バラエティー『黄金100秒』のコメンテーターとして出演した。こちらは録画番組。

テテちゃんは今年の第五回総選挙第2位で、やはりSNH48グループ全体を代表する立場のメンバーだ。

↓番組全編はこちら。中国中央テレビYouTube公式チャンネルより。

もともとゆるい番組なのでテテちゃんはリラックスした様子で出演している。

彼女は彼女で現地ファンの一部から、あまりに普通で目立たなさすぎるとディスられている。たしかに彼女がいろいろな番組で見せる姿は優等生すぎ、無難すぎる。

この総選挙第1位、第2位の二人、SNH48二期生カチューシャ(李藝彤)、二期生テテちゃん(黃婷婷)を合わせてもキクちゃん(鞠婧禕)の存在感や安定感にはまったくおよばない。

キクちゃんがソロ活動を始めた後のSNH48グループは、明らかに総選挙によるファン投票の嗜好がSNH48ファン圏内部に向かっていて、中国語で言う「自嗨」、つまり「内輪だけでハイになる」傾向がハッキリしてきた。

SNH48は第一線の女性アイドルグループになる必要はないし、なれないだろう。

もともとSNH48ファンの大部分は中国芸能界のファン層では非主流のオタクであり、オタク文化自体が社会的地位を得ている日本や、重要な中間層消費者として社会的地位を得つつある東南アジア新興国と状況が違いすぎる。

そうであっても総選挙トップメンバーはSNH48グループ全体の対外的な顔なのだから、中国大陸の国情に合わせた模範的なメンバーであって欲しい。

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