上海SNH48「大組閣」前の旧チームHII、XII最後の公演

上海SNH48は第四回リクエストアワーBEST50で発表のあった「大組閣」(チーム間のメンバー入れ替え)で、チームNII、HIIのメンバーが大幅に入替えになり、チームXIIが解散した。

そのため今週末(2018/03/02~04)に旧チームHII、旧チームXII、旧チームNII最後の劇場公演が行われた。

2018/03/03の旧チームHII最後の公演はチームHIIとして最初のAKB48カバー公演『青春ガールズ』や、過去チームHIIがカバーしたAKB48公演『手をつなぎながら』などからの曲。

今回の公演だけのために、現在のメンバーでわざわざボーカルを録音し直さなかったためか、生歌が多かった。

個人的にSNH48は今後オリジナル曲100%で行くべきだと思うが、やっぱり『君が星になるまで』など、AKB48楽曲でも良い曲は良い。

SNH48を結成当時からフォローしていて、当然チームHIIもデビュー公演から観ていた筆者としては、ナナコ(張昕)、メンヤン(許楊玉琢)、ユーちゃん(劉佩鑫)の3人の『Gloary days』を、アウトロのユーちゃんの側転付きで、今後いつ観られるかと思うとやっぱり惜しい。

ニーズ(謝妮)センターの『残念少女』、カメチャン(徐晗)着ぐるみの『雨の動物園』、ユーちゃん(劉佩鑫)センターの『愛しきナターシャ』もそう、SNH48チームHIIのAKB48カバー公演さえ良い思い出になるなんて時間がたつのが速すぎる。

リアルタイムで観なかったので、録画で見直したが、SNH48オリジナル曲は一つもなく、すべてチームHIIが過去にカバーしたAKB48、SKE48曲だった。

通しで観て思ったのは、人気メンバーが次々退団してもチームHIIの人気が持ちこたえていたのに、その後「糊隊(ダメになってしまったチーム)」というあだ名がつくほど落ち目になったのは、個人的にはチームHIIとして初の全曲オリジナル公演『Beautiful World』であまりに作風が変わりすぎたからだと思っている。

チームHIIは中国語でいう「青春活力」、青春の元気いっぱいなチームだったのに、『Beautiful World』でイメージを崩壊させてしまった。劇場公演はほぼ毎週行われて、それでファンにチームのイメージが刷り込まれるわけだから、やっぱりチームカラーは大事にした方がいい。

これで旧チームHIIは終わり。新チームNIIに異動になったユーちゃん(劉佩鑫)は、さっそく自分のポジションがどうして7番目あたりまで落ちなきゃいけないのかと、公式アプリ「Pocket48」の「メンバーの部屋」に不満を書き込んでいる。

すでに新チームNII、新チームHII内部のメンバーの関係は一部悪化しているようなので、上海SNH48運営会社はこれから「大組閣」のツケを払わされることになる。

もう一つ、2018/03/02のチームXII解散公演。チームHIIと違って完全になくなってしまうチーム。

「大組閣」で予備生に降格させられて、12名の九期生、さらにこれから十期生も入ってくる中、自力ではい上がらない限り(メンバーの処遇をすべて運営会社が決めている中でどうやって「自力」ではい上がるのか全くわからないが)劇場公演にも出られない、劇場外の営業の仕事もできないメンバーが、このチームXII解散公演に出演していた。

五期生りんご(張文靜)、八期生モリ子(林歆源)、ぺんたん(呂夢瑩)など。

チームXII解散で最後だからというのは分かるが、りんごは降格後、中国ツイッター(新浪微博)の個人アカウントで運営会社を罵り続けているし、モリ子はとっくに退団を明言している。

自己紹介MCでは、キャプテンYoko(張怡)が数か月前からチームXIIが解散になることをスタッフから知らされていて、チームメンバーにずっと言えずにいたことを告白している。

この公演で良かったのは3人のユニット曲『人間規則』のオリジナルメンバー、パパ(洪珮雲)、ユーサン(宋雨珊)、ちゃーうん(李佳恩)を観られたこと。とにかくユーサンのこの曲のダンスは素晴らしい。3人とも新チームHIIに異動なので、もしかするとまだ観られるチャンスはあるかもしれない。

アンコールのファンの掛け声は過去チームXIIに在籍したメンバー全員の名前を読み上げていた。程文路陳音賀蘇堃までいたのは驚いたけれど。このブログで名前を検索して頂ければ何があったかは分かる。

オリジナル曲『給未来的我們』では泣いているメンバーも何人かいたが、これから新しいチームで活躍するメンバーなので、思ったほど落ち込んだ雰囲気ではなかった。

『給未来的我們』でファンがグリーンの風車をかかげているのは、チームXIIのチームカラーだから。

エンディングで救いだったのは、上海SNH48唯一(?)ファン圏の外の通りすがりの中国人の間でも有名になった『逐夢演藝圈』がかかったこと(笑)。怒っているファンもいただろうけれど。

上海SNH48旧チームNII最後の公演については、現地ファンの議論が大きくなりすぎて書くべきことが多すぎると予想されるので、また後日。

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