上海SNH48第四回リクアワ結果を好き勝手分析してみる

上海SNH48第四回リクエストアワーBEST50が2018/02/03(土)上海メルセデス・ベンツ・アリーナで開催されたが、オリジナル曲とチーム別の比率だけ確認してみた。

SNH48第四回リクエストアワーBEST50のオフィシャルの結果画像はこちら

下図は各曲のメンバーと所属グループ、チームの一覧。

なおユニット曲の投票ルールを知っておく必要がある。

あるユニット曲で違うメンバーの組み合わせに投票があった場合、そのうち2位以下になってしまった組み合わせへの投票数はすべて第1位の得票数として加算される。現地ファンはこのルールを麻雀の「ポン(截胡)」と呼んでいる。

このルールを利用して投票期限ギリギリまで資金集めの手の内を隠して、直前に一気に投票することで2位以下の票数をすべて自分のものにするという手が使える。

総選挙も同じだが、現地応援会は投票の資金集めのためにネットモールの「タオバオ(淘宝)」かクラウド・ファンディングを利用するのが通例になっている。

とくに後者は、どの応援会が現時点でどれだけの資金を集めているか、誰にでも分かるので透明性がある。

しかしこの透明性を逆に利用すれば、締め切り直前に大量の資金を投じて一気に投票し、他の応援会を「だます」ことができる。

別に悪いことでも何でもない、ただの駆け引きだが、第1位の『春夏秋冬』はこの手を使ったらしく、現地ファンの間では「ポン」を仕掛けた応援会がかなり不評を買っている。

話をもどして上図、曲名のすぐ右に「X」があったらSNH48グループのオリジナル曲、なければSNH48が過去に上演したことのあるAKB48グループ楽曲の中国語カバー。

オリジナル曲比率は50曲中31曲がオリジナルで6割。そろそろ8割がオリジナル曲くらいになっているべきだと思う。

いくらAKB48楽曲とオリジナル曲の区別がつかないファンが増えてきているといっても、投票イベントの取りまとめをしている応援会は分かっているはず。いつまでSNH48にAKB48の影を見ているんだろうか。

下図はチーム別のメンバー登場比率。所属チームは「大組閣」前。

登場比率にランキングとポジションで重み付けしようと思ったけれど、どうやっても恣意的になるので生の数字にした。

すでに現地ファンの誰もが知っているメンバーが登場しても大したメリットはなく、逆にめったに大勢のファンの前に姿を見せないメンバーは、ランクが低く、ポジションが悪くてもメリットは大きい、というふうに「逆の」重み付けがはたらく場合もあるので。

ただし、1人のメンバーが3回登場したら3回と数えている。

毎回リクエストアワーは総選挙より盛り上がらないし、総選挙のトップメンバーの応援会はあまり力を入れない。組織票が強いチームSII、NIIや特定のメンバーのファンの投票数も、最終的に50個のランキングに一次関数的に(?)並ぶだけで、「ムダ票」はかなりあるだろう。極端な話、第50位が1票、第1位が50票でもこのランキングになる。

円グラフを見ると、やっぱり上海SNH48チームSIIから始まって、ほぼチームの結成順に並んでいるだけの結果。広州GNZ48全体の人気が去年2017年いっきに高まったため、多少は北京BEJ48より広州GNZ48が健闘しているかなぁ、という程度。

今回のリクエストアワーのYouTube公式チャンネルのフル録画はこちら。

個人的にはユニット曲に姉妹グループメンバーが多数入ったのが良かった。とくに結成一周年なのに劇場の客の入りがいまだに悪くて苦戦している瀋陽SHY48。

チームSIIIから、比較的名前が知られている韓家樂趙佳蕊王詩蒙賴梓惜以外に、菅瑞靜、叶錦童が入ったのが何かのきっかけになればと思う。

また、北京、広州それぞれでいちばん最近できたチームのBEJ48チームJ、GNZ48チームZメンバーも意外に健闘している。

去年、上演開始されてた広州GNZ48チームG全曲オリジナル公演『双面偶像』の評価の高さは、チーム曲として上海SNH48チームNII『光之軌跡』に次ぐ2位(全体では15位)になっていることからも分かる。

あとは問題になっていた、上海SNH48二期生チームNIIテテちゃん(黃婷婷)、カチューシャ(李藝彤)の『人魚』が第40位に入ったこと。(上海SNH48チームX全曲オリジナル公演『夢想的旗幟 ドリームフラッグ』公演の曲)

二人が拒否しているのに、カチューシャ嫌いの現地ファンが資金集めに努力したおかげで(?)興味深いパフォーマンスになった。

本来、人魚と人間の少女の悲恋なのに、二人が舞台上で完全に別々に歌うという、ものすごくヘンなことになっている。

しかも歓声がほぼ「黃婷婷 フアン・ティンティン」で、「李藝彤 リー・イートン」がほとんどない。このブログの過去記事を検索して頂ければ分かるが、公式アプリ「Pocket48」の暴言で、李藝彤がいかに嫌われてしまったかがはっきりした場面。

最後、テテちゃんがまさか本当に「入水」するとは思わなかった。客席からも大きな歓声が上がっている。淡々と歌い続けている李藝彤と対照的で、最後まで「フアン・ティンティン」の歓声が会場を圧倒している。

コンサートが終わってから、李藝彤が2018/02/04 01:33にツイートしてすぐ削除したのが下図。

真夜中のでたらめな話。

今日の「組閣」のとき、舞台上でみんな抱き合って泣いているのを見た。でもなぜか分からないけれど、私はちょっと泣き出さなかった。これからも会う機会がまだたくさんあると思ったから。でもみんなは悲しかった。

そして舞台から下りてからよく考えてみたら、私は冷血な人じゃないかと思った。こんなに感動的なときにさえ泣き出さない。

私って本当にすごく悪い人なんだろうか?外で書かれているのと同じように、李藝彤は諸悪の根源、そういうことなんだろうか?

でも私は本当に悪いことは何もしていない。私的に連絡を取ったり、恋愛したりしたことはない。いろんなデマについて私も説明したいと思ってる。でも説明することが出来ない。

もしかすると私は本当に悪人になるのが適切なのかもしれない。

どう言っていいか分からない。私は本当にみんなとおしゃべりするのが好きで、たくさん楽しいことをシェアするのが好きで、これを変えるのは難しいし、私も変えたくない。

コンサートの応援にはとっても感謝してる。本当にとっても感謝してる。
私のことを悪くないと信じてくれる一人ひとりにありがとう。私のためにいろいろと説明してくれる一人ひとりにありがとう。本当にありがとう。

機会があれば私に会いに来て下さい。

生活はまだ続くから、ひとまず落ち込んでから、明日からはまた立派な男になるよ。

このツイートを通りすがりの人が見て、もし不快に思ったらとても申し訳ありません。しばらくしたら削除します。

これでも現地ファンの彼女に対する見方は変わらない。その原因は3つ。

まず彼女はまだ、彼女のことがキライなファン、いわゆる「アンチ」に対して生放送で「死ね」といったことが、アンチに対する批判だとしても倫理的に行き過ぎだったことを謝罪していない。

良識ある成人なら、いくら相手に腹がたっても、公式アプリの生放送でアイドルとしての身分で「死ね」と言ってはいけない。アイドルやアンチうんぬん以前の、大人の常識が分かっていないことの自覚がない。

二点目は、彼女が一貫して現地ファン全体の集合を、彼女のファンと「アンチ」の2つにはっきり分ける発言をし続け、両者が対立するためのベースを自ら作っていることに彼女自身が気づいていない。

三点目は、彼女のファンが他のメンバーのファンを人身攻撃しても、彼女は自分のファンに対して自制を呼びかけず、自分のファンをかばうことで、結果的に対立の火に油を注いでいることに、彼女自身が気づいていない。

これだけ騒ぎが長引いて、かつ、彼女が本当にこの騒ぎをおさめたいと思っているなら、彼女に非はなくても、いったん「アンチ」に行き過ぎた「死ね」発言を謝罪すれば済む。

なのに彼女は絶対にそうしない。

その頑固さが無意識なのか、意図的なのかは分からないが、謝罪しない限り現地ファンは彼女のファンと「アンチ」に分断され、両者の対立は続き、「アンチ」の人数は増えつづけ、彼女と彼女のファンはますます孤立し、彼女のファンは攻撃的になっていく、という悪循環はつづく。

これくらいの社会の理不尽さに対する対処、たとえば会社員の場合、明らかに取引先に非があると分かっていても、取引を続けるためにいったんはこちらが謝罪しなければならない、といった社会の理不尽さは、彼女の年齢なら分かるはずなのだが…。

彼女は「大組閣」で同じ二期生シャオスー(林思意)とともにチームNIIからチームHIIに移籍したが、シャオスーのファンの一部は中国ツイッター(新浪微博)で林思意の名前の前に「SNH48」と付けるのをやめようと呼びかけている。

つまりチームNIIを抜けてしまったシャオスーは、もう独り立ちするという考え方だ。

そのウラには、新チームHIIで3人だけのSNH48二期生、李藝彤、シャオスー、ナナちゃん(萬麗娜)のうち、ナナちゃんはキャプテンに任命され、シャオスーはファンが独り立ちを望んでおり、結果として、残りのSNH48二期生の李藝彤が後輩メンバーの中で「孤立」する構図に、現地ファンが「持って行きたがっている」という意図が読める。

こうなるともう李藝彤に対する「集団いじめ」だ。

それでも李藝彤は上記のツイートのように「好汉(立派で賢く男らしい男)になる」と、改めて「アンチ」に宣戦布告している。

今年の第五回総選挙で彼女が好順位をとれば、またそれだけ彼女と彼女のファンが叩かれる。

とっても残念なことだ。

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