広州GNZ48チームZ全曲オリジナル公演『三角関数』概観

広州GNZ48チームZとして初の全曲オリジナル公演『三角関数』が2018/01/12(金)夜公演で初日を迎えた。

広州GNZ48オリジナル公演は『第一人称』の1、『双面偶像』の2、『三角関数』の3と並んでいる。

広州GNZ48チームGが2017/08/11から上演している全曲オリジナル公演『双面偶像』の評価があまりに高く、今回の『三角関数』は事前の期待が大きすぎたので、現地では中の上くらいの評価じゃないかと思う。

SNH48グループで全チームが全曲オリジナル公演を持っているのは、これで上海SNH48と広州GNZ48だけ。北京BEJ48はチームJがいつになるのか、瀋陽SHY48はすでに結成一周年だが、まだ先になりそう。重慶CKG48は結成されたばかりでまだまだ先。

公演全編の映像はこちら。

16人で歌う全員曲の11曲の音源は中国の音楽配信スマホアプリ「虾米音楽」で即日公開されている。PC版ソフトでもダウンロードできる。ダウンロードページはこちら

作詞・作曲者をまとめておく。作詞/作曲の順。

M01.SINgle 黄枫宜/Mcflied Chicken
M02.COSplay 三本目/Mcflied Chicken
M03.試試吧 呂孝廷/呂孝廷
M04.三角関数 黄枫宜/PROJECT M

M10.模範生 三本目/Shaliponte
M11.2024年2月29日 田納/OKBOYS
M12.結伴 三本目/金源奕、朴志娟
M13.不秀鋼(ステンレス) 田納/金源奕、朴志娟

M14.聚変裂(核融合核分裂) 楊彤/Shaliponte
M15.Zen 三本目/Shaliponte
M16.Z You Again 黄枫宜/RICK NEGAN

作曲者はほぼ常連。Mcflied Chickenは派生ユニット「Color Girls」の『Colorful Days』、最近では上海SNH48チームNII『以愛之名』の『光之軌跡』など。

呂孝廷は広州GNZ48チームG『双面偶像』の『初夏之恋』『美杜莎的溫柔(メドゥーサの優しさ)』『I wanna be your girl』『扎心』。

Shaliponteは上海SNH48チームSII曲『48個秘密』、チームHII『夢想的旗幟 ドリームフラッグ』の『Shiiny Boys 』

OKBOYSは上海SNH48チームNII曲『Do it』『Brave Heart』、上海SNH48グループ曲『彼此的未来』、チームHII公演曲『水兵服』など。

金源奕、朴志娟は広州GNZ48お抱え。名曲『蒲公英的脚印 たんぽぽの足跡』『紫荆』『I know』、『双面偶像』公演の『9 to 9』『双面偶像』など。名曲ばかり。

PROJECT M、NICK NEGANは不明。

広州GNZ48の全曲オリジナル公演はテーマ性が強く、舞台演出が凝っていて、単なる48系の劇場公演というよりミュージカルっぽい。

今回の『三角関数』は中国語では『三角函数』で「函」は箱の意味。この公演では全編、8個の箱が持ち運びできる舞台装置として使われている。

これは広州GNZ48劇場が、他の姉妹グループの劇場の中で唯一、昇降台(せり)がない、というより使えないため(たぶん安全上の理由だったと思う)。

『双面偶像』ではこの舞台演出上の制限を突破するため、舞台左右の液晶画面を可動式にするというびっくりする演出があった。

今回は昇降台の代わりにこの箱を積み重ねることでタテの動きが出る振付けを実現している。たぶん『双面偶像』の『Gravity』という曲で、メンバーの林嘉佩を組体操のように持ち上げるのも、もともとタテの動きを出したかったんだと思う。

今回の『三角関数』では『2024年2月29日』という曲が『Gravity』に相当するようで、キャプテンのナイピン(農燕萍)が胴上げのように持ち上げられる振付けがある。

『2024年2月29日』の振付けが凝っているのは、冒頭のフォーメーションの変更が、曲の最後で逆回転再生のような振付けになっていて、メンバー全員が後ろ向きに歩くところ。

この公演全体が、最後の曲の末尾に1曲めの冒頭をもう一度踊ってゲームのリスタートになっている。

↓これが公演の冒頭「START」

↓1曲目『SINgle』の冒頭の振付け。

↓最後の16曲目の後、『SINgle』の冒頭の振り付けをもう一度。

↓そして最後は「RESTART」

広州GNZ48はこういうコンセプトのはっきりした演出が好きらしい。映像制作チームの作る公演予告編など各種動画もそうだが、エンタメとしては良質。

ご承知のようにセットリストは12通りあるので、初日だけでは全貌が分からない。引き続き見る必要がある公演。

以上、広州GNZ48チームZ全曲オリジナル新公演『三角関数』の概観でした。

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