上海SNH48二期生カチューシャ(李藝彤)「星光大賞 年度新鋭タレント賞」受賞

2017/12/02上海SNH48二期生チームNIIカチューシャ(李藝彤)が「騰訊視頻doki 星光大賞」の「年度新鋭女性タレント賞」を受賞し、ソロで上海SNH48チームSII全曲オリジナル公演『心の旅程』から『私の舞台』を歌った。

この授賞式には、ほかに北京BEJ48チームE、広州GNZ48チームG、NIIIの混成チームも出席した。

そもそもこの賞がいったい何物なのかは、この記事の最後に解説する。

↓二期生カチューシャ

↓二期生カチューシャの受賞スピーチ

↓北京BEJ48チームE『栄耀勛章(栄光の勲章)』を歌ったとのこと。2017/04/07リリースのBEJ48結成一周年記念曲で、作曲はkoshin(胡臻)さん。

↓仕組みがよく分からないが、ファンがブースを出せるイベントだったらしい。

↓左から、Kona(張笑盈)、李想(リー・シャン)、まゆりん(馬玉靈)、プディング(李媛媛)、陳倩楠(チェン・チェンナン)、ライチ(李梓)、シェリー(羅雪麗)、シャオシュー(劉勝男

↓これはKona(張笑盈)ファンのブース。応援会が作ったグッズが並べられている。

↓こちらは広州GNZ48チームNIII。衣裳からして最新の4th EPタイトル曲『SAY NO』

↓左から、Mila(鄭悅)、シャオシン(程一心)、ウサギ(冼燊楠)、ウサギの真後ろにいるのがアイリーン(謝艾琳)、もーちん(陳慧婧)、Pany(左嘉欣)、ナンシー(陳楠茜)、高雪逸(ガオ・シュエイー)、シャオユー(方曉瑜)、タンバオ(唐佳怡)

シャオシン(程一心)、シャオユー(方曉瑜)の2人だけがチームG、あとは全員チームNIII。

↓北京BEJ48チームEのポスターイメージはこちら。

↓広州GNZ48のポスターイメージはこちら。

で、このイベントがいったい何物なのかというと、北京で開催された、中国のネット最大手テンセント(騰訊)の「2017騰訊視頻年度指数(テンセント動画年度指数)発表会」というイベント。この記事を読むと概要が分かる

テンセント動画が、7つのコンテンツ分野、ドラマ、映画、バラエティー、音楽、ショートムービー、中国産アニメ、DOKIのそれぞれについて、ユーザ数、視聴回数などの指数を発表し、「テンセント動画はすごいんですよ」とアピールするメディア向けのイベント。

ちなみにテンセント動画は、無料で視聴できるコンテンツと、有償会員限定コンテンツがある。人気のネットドラマやネット映画は、大抵、有償会員にならないと視聴できない。

無償の動画を見る場合でも、1分近くコマーシャルを見せられるので、普通はイヤになっていちばん安い年会員になる。

今回の「星光大賞」はこれら7つのカテゴリーそれぞれに受賞者がいる。

いま挙げた7つの分野のうち、いちばん最後「DOKI」だけ意味不明だが、これは日本語の「ドキドキ」から来ており、アイドルやスターとファンが交流するための動画カテゴリー。ファン自主製作の応援動画の投稿もできるらしい。

この「doki」カテゴリーの授賞式に、カチューシャ、北京BEJ48、広州GNZ48が参加したということ。

テンセント動画の「星光大賞」特集ページにある受賞者一覧は下図のとおり。カチューシャがどこにいるか探してください。

カチューシャはいちばん右下の「年度新锐艺人(年度新鋭タレント)」のところに小さく写真がある。

特集ページにある「星光大賞」授賞式全行程の動画では、2:28:00あたりからカチューシャが登場する。

北京BEJ48、広州GNZ48は、この授賞式会場とば別の場所の、「DOKI」カテゴリー動画の専用会場「星光市集」で4時間連続で行われたライブに登場した。

この「星光市集」はテンセント動画のコンセプトとしては、今までにないオフラインでのスターとファンの交流の場らしいが、48系グループにとっては当たり前のコンセプトで、今さらな感じ。

この「DOKI」カテゴリーの公式アカウント「騰訊視頻doki」がカチューシャの受賞を伝えているリツイートに、SNH48グループの「村の中」と「村の外」の温度差がよく表れている。

「騰訊視頻doki」公式アカウントは、カチューシャの名前さえ書いてくれず、「小姐姐」としかない。同じ年度新鋭タレントを受賞した熊梓淇なる男性タレントさんは「熊先生」と、名前を書いてリツイートしている。(下図)

そして、2人の元ツイート、つまりカチューシャ自身、熊梓淇自身のツイートのコメント数、リツイート数、「いいね」の数を比較すると、熊梓淇さんのファンの動員力の方が圧倒的。

しかし、「騰訊視頻doki」公式アカウントのリツイートのリツイートでは、カチューシャのファンの動員力が圧倒的。

ただ、熊梓淇さんの公式アカウントのリツイートのリツイート数が異常に少ないのは、単にファンが動員をかけていないだけのようだ。

何が言いたいかというと、カチューシャは事実上SNH48の「村の中」では女王だ。

第四回総選挙の第一位は確かにキクちゃん(鞠婧禕)だが、彼女はすでに48系アイドルとしての活動をしておらず、女性俳優としてしか活動していない。なので正統なアイドルとして活動しているメンバーでは、カチューシャが第一位と言っていい。

それでも、熊梓淇という男性タレントさんと、ファンの動員力は大して差がない。

筆者も含めて、SNH48グループで起こっていることは、中国の巨大な芸能界の、小さなカテゴリーの中の、さらに小さな一部分の出来事に過ぎないという、客観的な視点を忘れてはいけないということだ。