上海の後発アイドルグループ「idol school」がSNH48批判で「虎の威を借る狐」状態

上海の女性アイドルグループ「idol school」が2017/03/14、2017/03/15とたて続けにネットのエンタメニュースで、SNH48を真正面から非難するという、とても下品なことをやっているらしい。

「idol school」は元モーニング娘。リンリンが制作陣に参加している。

また、東京大学に留学経験があり、しばらくSNH48運営にも参加していた人物が運営に参画している。中国のネット上でAKB48の本格的な論評を発表して、現地AKB48ファンの間ではちょっとした有名人の人物だ。

なので、同じ上海を拠点に先行するSNH48をライバル視するのはよいが、これだけ下品な「口撃」をしては「idol school」の方が中国クオリティーになってしまう。

ちなみにこの種の中国のエンタメニュース記事は、SNH48もそうだが、マネジメント会社がメディアに書かせている。

以下、日本語試訳する。記事の画面キャプチャは最後に貼り付けてある。

搜狐エンタメニュース:

去年年末、年越しコンサートを円満に終えた少女アイドルグループIDOL SCHOOLは、休む間もなく2017年最大の活動の一つ、”プロデューサ大賞”の準備に入った。

前代未聞の新しいルールを通じて全力で競い、ファンのために新鮮で、参加度を極限まで高めた全く新しいコンサート体験をもたらすものだ。

関係者によれば、今回の”プロデューサ大賞”は投票方式でファンの中でもっとも人気のある劇場公演と参加メンバーを選び出す。

かつ、投票結果が出てから一定期間内に、コンサート形式でファンの投票した曲目をパフォーマンスし、かつ、中国で単一のグループとして最も長時間のオリジナル楽曲によるコンサートの記録に挑戦するものだ。

このニュースが出ると、先日終わったばかりの人気女性アイドルグループSNH48第三回リクエストアワーBEST50コンサートを連想せざるを得ない。

SNH48の最強のライバルと見られている、IDOL SCHOOLは、今回のイベントでSNH48に正面から宣戦布告した。

では今回の”プロデューサ大賞”にはどのような優位点と見どころがあるのか?記者は今日じっくり調べてみる。

伝統的なルールに挑戦、決定権を完全にファンに

伝統的な”投票で人を選ぶ”あるいは”投票で歌を選ぶ”という単一のルールと比べて、IDOL SCHOOLの”プロデューサ大賞”のルールは上から下まで工夫に満ちている。

ファン一人ひとりが投票するときに公演の16曲の中から任意の組合せを選ぶことができ、参加するメンバー全員も完全に自分の好みによって選ぶことができる。最終的に勝利したファンは、この公演に名前をつけるチャンスも得る。

このようなルールを通じて、ファンたちに”アイドルグループ音楽プロデューサ”の感覚を一度体験もらえるだけでなく、極大の満足感と達成感を得ることもできる。

もっともオリジナリティのある企画、大賞の全プロセスを楽しめる

ルールの設計上、IDOL SCHOOLは単純な投票形式を『マリオメーカー』『フットボールマネージャ』などのシミュレーションゲームの大型版に仕立て上げる。

これらのゲームでゲーマーたちは、自分でステージや、ゲームのキャラクターを作り出し、インタラクションすることで敵に挑戦させる。”プロデューサ大賞”にも似たようなコンセプトがある。

同時に、全投票期間、自分の好きな楽曲やメンバーがどうすればより多くの票数を勝ち得るか、投票する一人ひとりのファンの策略にが非常に試されることになるのだ。

グループとコラボ、資本主義の悪性の競争を根本からなくす

”プロデューサ大賞”のルールはSNH48リクエストアワーと同じような極めて強い競争性を持っているけれども、その他にファンが考えるグループの組合せが試される。

また、このことはIDOL SCHHOOLが一貫して強調するチームワーク、助け合いの精神、グループのWIN WINを出来る限り求める基本原則にも一致している。

最初ルールを設定するとき、個人の投票数に対して厳格な制限をおこなっても、個別の”富豪”ファンの財力が大多数の一般のファンの可能性が芽生える前に踏み殺してしまうだろうということになった。

この点で、IDOL SCHOOLはSNH48のやり方と鮮明な対比をなしている。SNH48はこれまでずっと人気総選挙とリクエストアワーを投票を手段として、ファンに「鍋をこわして鉄くずにして売る」ことを推奨してきた。

その結果、借金までして投票したり、クレジットカードで借り越しするなど、資金集め詐欺などの悪性の競争という状況まで現れた。そのため、社会の安定と家庭調和に対する隠れた脅威を生み出した。

しかしIDOL SCHOOLはこのような現象が出現することを根本からなくした。

趣味運動会から、年越しコンサートのじゃんけん大会、間もなく開催される”プロデューサ大賞”に至るまで、IDOL SCHOOLはずっと”真誠、真実、真IDOL”の理念を実現している。

対話性を極限まで高めたイベントコンテンツを通じて、ファンが本当の意味でアイドル育成のプロセスに参与できるようにし、育成系アイドルの魅力のありかを展開している。

この点は、同じような育成系アイドルグループSNH48の致命傷であり、将来SNH48を超えるための重要な突破口でもある。

はあ。ここまで正面切ってSNH48の批判をしておいて、”真誠、真実、真IDOL”のアイドルグループだそうです(笑)。

もう一つ、IDOL SCHOOLは、2017/03/15のエンタメ記事でもSNH48をこき下ろしている。

搜狐エンタメニュース:

国内女性グループIDOL SCHOOLは先日、(2017年)3月26日正式に四期生募集活動を開始することを発表した。心に夢を抱き、青春の汗をかくことを渇望する少女たちにとって強力な活躍の場となる。

記者の理解によれば、今回の募集のテーマは”学業との両立”だ。

劇場デビューしてまた一年半のグループとして、IDOL SCHOOLはすでに150回あまりの公演と大型コンサートを1回行っている。

元モーニング娘。メンバーの錢琳(リンリン)を総合プロデューサとし、100曲近い高品質のオリジナル曲を創作し、国内外の多くのJ-POPファンとアイドルファンの注目を引きつけている。

先週は日本のメディアが独占インタビューを行うまでになり、上昇の勢いは非常に強烈で、国内のSNH48の形勢に大いに追いつこうとしている。

現在IDOL SCHOOLは3チームあり、メンバー数は40名を超えている。記者の理解によれば、現在国内の少女グループの中で契約メンバー数第二位だ。今回の四期生募集もグループが将来発展する必要性と合致している。

一つ触れる価値があるのは、IDOL SCHOOLの募集と他の国内女性グループの違いだ。

メンバーに対してパフォーマンスの才能を求めるだけでなく、さらに”学業との両立”という厳格な既定を定めている。IDOL SCHOOLの公式アカウントの募集情報には、”芸能活動のために学業をおろそかにすることは許さない”と書かれている。

公式アカウントに問い合わせて分かったことは、この原則が募集条件の第一位にさえなっているということなのだ!

他の女性グループと比べて、このような設定は空前絶後である。しかも、この要求はアイドルの道を志す適齢期の少女たちにとって、非常に厳しい試練でもある。

関係者によれば、メンバーたちの学業を十分に保障するため、IDOL SCHOOLの運営は苦心に苦心を重ねているというべきだ。対応するための完全なプランを準備している。

異なる土地のメンバーにとって学業という難題の一例をあげれば、元SNH48メンバーが漏らしたところでは、当時SNH48グループは簡単な”休学”制度を採用していた。

大量の14~18歳の学齢期の少女たちが自分の夢のために休学一年を迫られてレッスンを受けたのだ。

この段階で休学という行為をさせることは、自分の将来の人生に対する一つの大バクチであることは疑いない。

記者がさらに一歩進んで理解したところでは、学業の問題のためにSNH48退団を選択せざるを得なかったメンバーは少なくないとのことだ。

学業問題もSNH48がメンバーをマネジメントする際の大きな難題になっている。

同じような難題に直面して、IDOL SCHOOLは全額交通費を負担し、公演の集団レッスン生活費を補助する方法で、条件に限りがある中でも、最大限にメンバーの学業の障害を解決し、メンバーが安心して両立できるようにしている。

記者の理解によれば、江蘇省、浙江省、上海地区で通学するメンバーの多くは、毎日レッスンに参加するために戻って来るが、会社はこの行為を支援し、毎月メンバーの交通費に一万人民元近く使っている。

その他に、IDOL SCHOOLの運営も定期的にメンバーと就学および家族との連絡も行っている。

最近の学業の成績を理解し、成績が下がったり、無断で学校を休んだり、休学してグループの活動に参加するような状況がいったん現れれば、軽い場合にはチーム内での処罰、公演参加をしばらく停止し、重い場合には即退団とし、いかなる寛大な取り扱いもしない。

しかも、学業で明らかに進歩があれば、IDOL SCHOOLは年末に特別奨学金を与え、メンバーがさらに努力して勉強することを奨励している。メンバーにとってあたかも第二の教室となり、”SCHOOL”の名に恥じない。

ここで特に触れる価値があるのは、メンバーの外見の選択に対してである。

昨今プチ整形や整形がはびこっている芸能界の状況下で、IDOL SCHOOLはすべてのメンバーに”いかなる整形も全く許さない”原則を伝えている。

グループ内の12~24歳のすべてのメンバーに、精力と生活の重心を学業とパフォーマンスレッスンに置くように要求している。

もしいかなる整形であっても発覚すれば、即座に除籍という最も厳格な処罰となる。

この措置もネットアイドルを生み出す多くのマネジメント会社や、一部の少女アイドルグループの”顔面偏差値を中心とする”運営理念とは異なる点だ。

デビュー以来、IDOL SCHOOLは一貫して”真誠・真実・真idol”の核心的な理念を掲げ、メンバーたちに”学業を主とし、パフォーマンスを副とし、ともに両立させ、ともに進歩する”ことを要求している。

学校のふだんの授業を完全に終えない限り、グループレッスンや、公演、イベントに参加することを認めていない。

このような方法で、メンバーたちにさらに自分の学業を大事にするよう迫るだけでなく、時間を合理的に利用して学業と公演の両立を学ぶようにさせている。

同時にメンバーの家族と教師の積極的な評価と高い承認を得ており、この点で、IDOL SCHOOLは社会の主流的な価値観に符合するプラスのエネルギーのアイドルグループであると、多くのファンに褒め称えられている。

加入した少女は一人ひとりが、ここで全面的な成長を獲得し、自分の目標に向かって絶えず前進し、大衆の愛する”品と学と芸”を兼備した優秀なアイドルに成長するのだ。

2017/03/14記事の画面キャプチャーはこちら(文中の写真は取り除いてある)

2017/03/15記事の画面キャプチャーはこちら(文中の写真は取り除いてある)

以上

AKSが2016/12/10上海に渡辺麻友を連れて何をしに来るのか大注目!

AKB48メンバーが2016/12/10に上海にやって来て「重大発表」をするらしいというニュース。

メンバーが渡辺麻友、川本紗矢、伊豆田莉奈の3人。AKB48ファンではない筆者にはどう解釈すればいいのか分からないけれど、少なくとも渡辺麻友が来るということは、ただ事ではないことは分かる。

なお中国ツイッター(新浪微博)のAKS公式アカウントは@AKB48-CHINAだが、アカウントのトップページはいまだにアカウント名を取得しておらず、ユーザIDが数字のまま。

一方、こちらのAKB48中国官方網站というアカウントはSNH48運営会社がAKSと提携関係にあったときに作成したアカウント。

こちらAKB48の中国公式サイトも、SNH48運営会社制作のもので、AKSとの決裂以来、更新はストップしている。

ちなみに最近、AKSが中国で申請していた、北京、広州の分隊の商標申請が承認された。北京はBJN48、広州はGZH48。

分隊といっても、すでに上海SNH48とは決裂しているので、北京、広州のどちらかが中国本部ということになるけれど。

こちらの中華人民共和国国歌工商行政管理総局商標局の検索ページで、「申請人名称」に「株式会社AKS」と入力すると出て来る。

↓「BJN48」は2016/11/21登録公告、有効期限は2026/11/20までの10年間。

↓「GZH48」も2016/11/21登録公告、有効期限は2026/11/20までの10年間。

AKSは上海に本部を置かずに、モロに中国の政治の中心である北京で、中国人の運営するBEJ48に対抗できると思っているのだろうか。

そして広東語独特の文化圏のある広州で、GNZ48と、もう一つ、SNH48とほぼ同じキャリアのある女性アイドルグループ「1931」に対抗できると思っているのだろうか。

中国独特の商習慣の中で、AKSはそもそもAKB48に好意的だったSNH48運営会社とさえ決裂したのだ。

そのAKSが、中国政府の統制下におかれた現地のテレビ局やネットなど、各種メディアとうまく提携して、中国当局に目をつけられるヘマをせずに、アイドルグループを運営できると思っているのだろうか。

ライバルは北京、広州だけではない。

上海に拠点のある「Idol School」は元「モーニング娘。」リンリンがプロデュースに参加しており、間もなく専用劇場を持つ。

同じく上海拠点の「心動アイドル補完計画」の「ATF」は、東京でエイベックスの指導を受けてスロースタートを切りつつある。

たぶんAKSとして取れる唯一の方法は、これら既存の中国国内のアイドルグループのどれかと提携することだけだろう。

でもこれは、まさにSNH48運営会社との間で見事にAKSが失敗させたことだ。

AKSがいまだに「SNH48運営会社が一方的に契約違反をした。中国人が悪い!」と、日本基準で考えているのだとしたら、まず中国でのビジネスはムリだろう。

さて、AKSは、渡辺麻友は、2016/12/10に上海にいったい何をしに来るのか、楽しみ~。