北京BEJ48チームEが中国中央電視台CCTV15『2017アニメ音楽会』に出演、そしてネギ振り初音ミクの謎

SNH48と姉妹グループが中国中央電視台の番組に出ても、もう驚かなくなった、ということは何度も書いているけれど、今回はCCTV15音楽チャンネルに北京BEJ48チームEが出演。チームEは上海SNH48六期生からの移籍組がメイン。

『2017アニメ音楽会』という特番で、どちらかというと子供向け。チームEが歌っている『魔力四射』という曲は、さすがそこは中国中央電視台、『宝狄与好友』という中国産子供向けアニメ(深センで制作)の主題歌らしい。

中国中央電視台CCTVの番組でさすがに日本のアニソンは歌わないし、まあ何でも中国産になるよな…

…と思ったら大間違い。CCTV15音楽チャンネルの中国ツイッター(新浪微博)公式アカウントの、この番組の告知ツイートを見てみると…。

あれ?真ん中の図が…。

えぇぇぇーっ!?なぜネギ振り初音ミク!?

これは本当に中国中央電視台CCTV音楽チャンネルの公式アカウントのツイートです。もしかして中の人に初音ミクのファンが!?

この『イエヴァン・ポルッカ』は中国の若者の二次元クラスタの間では「甩蔥歌」で通じるようだ。文字どおり「ネギ振り歌」(爆)。

なおこの同じ番組には、台湾出身の女性チェリスト歐陽菲菲も出演。彼女のおばさんはオーヤン・フィーフィー(歐陽菲菲)で、つい先日、湖南衛星テレビ超人気バラエティー『快楽大本営』20周年記念番組では、上海SNH48メンバーと共演している。

それからこのツイートにある画像の左上は、広州の48系女性アイドルグループ「1931」。SNH48の結成からほんの少し遅れて結成され、48系と同じく自前の劇場で定期公演を行い、総選挙もあるアイドルグループ。

SNH48よりははるかに規模が小さく、楽曲や舞台演出、舞台衣装のクオリティも正直言って低い。でも「1931」もCCTVに出演するようになったのかぁ。中国大陸で48系アイドルグループというスタイルは、確実に認知されつつあるようだ。

広州GNZ48広東衛星年越し特番出演決定で、SNH48姉妹グループ全国6局の年越し特番に登場

広州GNZ48もやはり新暦年越し特別番組に出演するようだ。地元の広東衛星テレビで2016/12/31現地時間20:00から放送開始。

面白いのは、広州が地元の女性アイドルグループ「1931」も参加すること。「1931」はデビュー2周年。

SNH48ファンならご承知のように、三期生チームHIIで残念ながら退団が決まったドゥードゥー(陳怡馨 Chén Yí Xīn( チェン・イーシン) あだ名: ドゥードゥー SNH48 Team HII
 SNH48 3期生
 1996/01/13福建省生まれ
)と、「1931」TEAM ONEの主力メンバー陳怡凡は姉妹。

1931の陳怡凡の中国ツイッター(新浪微博)のコメント欄に、最近ドゥードゥー(陳怡馨 Chén Yí Xīn( チェン・イーシン) あだ名: ドゥードゥー SNH48 Team HII
 SNH48 3期生
 1996/01/13福建省生まれ
)の個人アカウント
が出没しているようだ。

また「Super Girls」という香港の女性グループも参加するようだ。メンバーは5名、2011年デビューらしい。こちらでSuper Girlsが歌う香港版(?)『セーラームーンCrystal』主題歌のMVが見られる。

これら女性グループに比べると、SNH48グループが今のところいかに成功しているかがよく分かる。

これでSNH48グループの新暦年越し特番出演は以下のとおり。

SNH48:上海東方衛星テレビ、湖南衛星テレビ、江蘇衛星テレビ、四川衛星テレビ
北京BEJ48:北京衛星テレビ
広州GNZ48:広東衛星テレビ

内陸部を除く主要都市ほぼ全国制覇の模様。

AKSが2016/12/10上海に渡辺麻友を連れて何をしに来るのか大注目!

AKB48メンバーが2016/12/10に上海にやって来て「重大発表」をするらしいというニュース。

メンバーが渡辺麻友、川本紗矢、伊豆田莉奈の3人。AKB48ファンではない筆者にはどう解釈すればいいのか分からないけれど、少なくとも渡辺麻友が来るということは、ただ事ではないことは分かる。

なお中国ツイッター(新浪微博)のAKS公式アカウントは@AKB48-CHINAだが、アカウントのトップページはいまだにアカウント名を取得しておらず、ユーザIDが数字のまま。

一方、こちらのAKB48中国官方網站というアカウントはSNH48運営会社がAKSと提携関係にあったときに作成したアカウント。

こちらAKB48の中国公式サイトも、SNH48運営会社制作のもので、AKSとの決裂以来、更新はストップしている。

ちなみに最近、AKSが中国で申請していた、北京、広州の分隊の商標申請が承認された。北京はBJN48、広州はGZH48。

分隊といっても、すでに上海SNH48とは決裂しているので、北京、広州のどちらかが中国本部ということになるけれど。

こちらの中華人民共和国国歌工商行政管理総局商標局の検索ページで、「申請人名称」に「株式会社AKS」と入力すると出て来る。

↓「BJN48」は2016/11/21登録公告、有効期限は2026/11/20までの10年間。

↓「GZH48」も2016/11/21登録公告、有効期限は2026/11/20までの10年間。

AKSは上海に本部を置かずに、モロに中国の政治の中心である北京で、中国人の運営するBEJ48に対抗できると思っているのだろうか。

そして広東語独特の文化圏のある広州で、GNZ48と、もう一つ、SNH48とほぼ同じキャリアのある女性アイドルグループ「1931」に対抗できると思っているのだろうか。

中国独特の商習慣の中で、AKSはそもそもAKB48に好意的だったSNH48運営会社とさえ決裂したのだ。

そのAKSが、中国政府の統制下におかれた現地のテレビ局やネットなど、各種メディアとうまく提携して、中国当局に目をつけられるヘマをせずに、アイドルグループを運営できると思っているのだろうか。

ライバルは北京、広州だけではない。

上海に拠点のある「Idol School」は元「モーニング娘。」リンリンがプロデュースに参加しており、間もなく専用劇場を持つ。

同じく上海拠点の「心動アイドル補完計画」の「ATF」は、東京でエイベックスの指導を受けてスロースタートを切りつつある。

たぶんAKSとして取れる唯一の方法は、これら既存の中国国内のアイドルグループのどれかと提携することだけだろう。

でもこれは、まさにSNH48運営会社との間で見事にAKSが失敗させたことだ。

AKSがいまだに「SNH48運営会社が一方的に契約違反をした。中国人が悪い!」と、日本基準で考えているのだとしたら、まず中国でのビジネスはムリだろう。

さて、AKSは、渡辺麻友は、2016/12/10に上海にいったい何をしに来るのか、楽しみ~。