上海SNH48グループのもう一つの歴史的な日、チームSII全曲オリジナル『心の旅程』が2017/06/10千秋楽

上海SNH48グループにとっては歴史的な一日?と言えるかもしれない。チームSII『心の旅程』公演が2017/06/10昼公演で千秋楽を迎えた。

『心の旅程』はSNH48グループとして初の、全曲オリジナル公演で、SNH48一期生中心のチームSIIが2016/05/20から上演していた。

その後SNH48グループは以下の全曲オリジナル公演を次々と作っている。公演全体がオリジナルなので、当然、楽曲、振付け、演出(舞台照明、小道具など)すべてオリジナル演出だ。

このブログではカッコ内の日本語訳を仮に使っているけれど、あくまで筆者の仮の日本語訳で、公式ではないのでご注意を。

2016/05/20~『心的旅程(心の旅程)』上海SNH48チームSII
2016/07/22~『専属派対(僕らだけのパーティー)』上海SNH48チームNII
2016/10/28~『夢想的旗幟(ドリーム・フラッグ)』上海SNH48チームX
2016/12/23~『代号XII(コードXII)』上海SNH48チームXII
2016/12/24~『奇幻加冕礼(ティアラ・ファンタジー)』北京BEJ48チームE
2017/03/24~『第一人称』広州GNZ48チームNIII
2017/04/08~『美麗世界(Beautiful World)』上海SNH48チームHII

もう一つ、SNH48グループにとって歴史的な日は、2017/03/18、広州GNZ48チームNIIIがAKB48ひまわり組『僕の太陽』公演の千秋楽を迎えた日。

この日をもって、SNH48グループで、日本のAKB48グループの公演を上演するチームは、中国からなくなった。(とは言え、その後ベスト公演『十八個閃耀瞬間(十八の輝く瞬間)』『我们向前冲』ではAKB48楽曲をまだ歌っているが)

定期公演という意味では、SNH48グループは上海SNH48チームSIIが2つ目の全曲オリジナルを上演することで、すでにオリジナル公演だけで回せる制作体制ができていることの証明になる。

チームSIIの2つ目の全曲オリジナルは先日ご紹介したとおり『第48区』公演。

タイトル曲は、SNH48 16th EP『サマー・パイレーツ(夏日檸檬船)』に収録されている同名の『第48区』。

上海SNH48初の全曲オリジナル公演『心の旅程』千秋楽、最新水着MVのメンバー別コマ数

上海SNH48グループ関連の最近の話題から、全曲オリジナル公演『心の旅程』千秋楽と、水着MVのメンバー別コマ数統計をご紹介。

上海SNH48チームSIIの全曲オリジナル公演『心の旅程』千秋楽

これはSNH48の一時代を画すニュース。『心の旅程(心的旅程)』はSNH48グループとして初の全曲オリジナル公演で、SNH48チームSIIが2016/05/20から上演していた。

それまでSNH48グループの公演はすべて、日本のAKB48、SKE48公演の中国語訳で、振り付けも演出もそのままだった。

全16曲からなるワンセットの公演を、全曲オリジナルで制作したのはこの『心の旅程』が初めてだ。

その後、北京BEJ48チームB、広州GNZ48チームG、瀋陽SHY48チームSIIIと、姉妹グループで最初に結成されたチームが、「お下がり」としてこの『心の旅程』を上演するのが定番になっている。

ただ、すでに北京BEJ48チームBの『心の旅程』は、ひとあし先に千秋楽を迎えており、現地ファンは「いつになったら上海SNH48チームSIIの新公演が始まるのか?」と気をもんでいた。

この後、チームSIIが新たな全曲オリジナル公演を始めると、「同じチームが2つめの全曲オリジナル公演を上演する」のは、SNH48グループとして初になる。

すでに『心の旅程』の上演を終えている北京BEJ48チームBは、その後、新たな全曲オリジナル公演ではなく、AKB48楽曲を含むベスト曲公演を上演しているからだ。

この『心の旅程』公演は、SNH48初の全曲オリジナル公演にもかかわらず、楽曲や演出のクオリティーはJ-POPスタイルとして十分に合格点だと、個人的は思っている。

とくに『ローマの休日(羅馬假日)』『ニューヨーク・ドリーム(紐約夢)』『月光の下(月光下)』の連続する3曲の曲調の転換(典型的なJ-POP→米国のレビュースタイル→三拍子のバラード)と、最後の曲『私の舞台』は秀逸だ。

なかでも『私の舞台』はSNH48チームSIIの代表曲でもあり、SNH48グループ全体が48系の精神を引き継いでいることの宣言にもなっている。この曲で、現地の作詞家・甘世佳の評価が固まったといえる。

その後SNH48グループは以下のような全曲オリジナル公演を制作しており、韓国と台湾の音楽制作陣を迎えることで、楽曲のクオリティーを維持している。

上海SNH48チームNII 『専属派対(Exclusive Party: 僕らだけのパーティー)』
上海SNH48チームX 『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』
上海SNH48チームXII 『コードXII(代号XII)』
北京BEJ48チームE 『ティアラ・ファンタジー(奇幻加冕礼)』
広州GNZ48チームNIII 『第一人称』
上海SNH48チームHII 『Beautiful World』

台湾の制作陣は必ずしも中国語ポップスのメインストリームではなく、インディーズのミュージシャンだが、そのおかげで逆に「いい曲はバラードしかない」という、今の中国語ポップスの単調さから抜け出せている。

各公演にはK-POPスタイルの楽曲が入っており、いい意味でアクセントになっている。(筆者は個人的に1990年代のR&Bから抜け出して、すっかりEDM化した最近のK-POPは好きではないが)

つぎの上海SNH48チームSIIの全曲オリジナル公演が、どこまでクオリティを上げてくるか、期待が高まる。

SNH48グループ、今年の水着MV『サマー・パイレーツ』のメンバー別登場コマ数

毎回SNH48運営がMVをリリースするたびに、現地ファンが各メンバーの登場コマ数を数えるのが定番になっている。

登場コマ数で、運営がどのメンバーを重視しているかが分かると考えられているからだ。

今回の『サマー・パイレーツ(夏日檸檬船)』では、登場する32人のメンバーが、海賊と島の住民の2チームに分かれた演出になっている。

メンバーごとの登場コマ数は、驚くべき結果になっている。

1位の上海SNH48二期生チームNII・テテちゃん(黃婷婷 Huáng Tíng Tíng( フアン・ティンティン) あだ名: テテちゃん SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/08江蘇省南京市生まれ
 
)は順当だが、何と2位に、いちばん新しい姉妹グループ瀋陽SHY48チームSIIIのルイルイ(趙佳蕊 Zhào Jiā Ruǐ( チャオ・チャールイ) あだ名: ルイメイ SHY48 Team SIII
 SHY48 1期生
 2001/11/19黒竜江省牡丹江生まれ
 
)がいきなり飛び込んでいる。

去年の水着MV『ドリーム・ランド(夢想島)』は、初めて姉妹グループの北京BEJ48、広州GNZ48から、それぞれのエース、いーしゃん(段藝璇 Duàn Yì Xuán( ドァン・イーシェン) あだ名: いーしゃん BEJ48 Team B
 SNH48 5期生
 1995/08/19湖南省生まれ
 
)、ハナちゃん(謝蕾蕾 Xiè Lěi Lěi( シエ・レイレイ) あだ名: レイレイ GNZ48 Team G
 SNH48 5期生
 1999/12/01江西省生まれ
 
)が出演した。

この人選はきわめて順当で、いーしゃん(段藝璇 Duàn Yì Xuán( ドァン・イーシェン) あだ名: いーしゃん BEJ48 Team B
 SNH48 5期生
 1995/08/19湖南省生まれ
 
)は北京BEJ48チームBキャプテン、ハナちゃん(謝蕾蕾 Xiè Lěi Lěi( シエ・レイレイ) あだ名: レイレイ GNZ48 Team G
 SNH48 5期生
 1999/12/01江西省生まれ
 
)は今も広州GNZ48チームGのエースだ。

今回、姉妹グループ瀋陽SHY48は初参加だが、その一人、ルイルイ(趙佳蕊 Zhào Jiā Ruǐ( チャオ・チャールイ) あだ名: ルイメイ SHY48 Team SIII
 SHY48 1期生
 2001/11/19黒竜江省牡丹江生まれ
 
)が、海賊チームのテテちゃん(黃婷婷 Huáng Tíng Tíng( フアン・ティンティン) あだ名: テテちゃん SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/08江蘇省南京市生まれ
 
)に対抗する島の住民のリーダー役にいきなり抜擢されているのだ。

今回、北京BEJ48からは、チームBの「顔面偏差値担当」ツォンツォン(牛聰聰 Niú Cōng Cōng( ニョウ・ツォンツォン) あだ名: ツォンツォン BEJ48 Team B
 SNH48 6期生
 1996/04/02北京生まれ
 
)、バオツ(胡曉慧 Hú Xiǎo Huì( フー・シャオフェイ) あだ名: パオツ BEJ48 Team B
 SNH48 5期生
 1998/07/26河南省生まれ
 
)、チームEのシャオシュー(劉勝男 Liú Shèng Nán( リョウ・シェンナン) あだ名: シャオシュー BEJ48 Team E
 SNH48 6期生
 1997/09/09湖北省生まれ
 
)が出演しているが、それぞれコマ数の順位は32人中、18位、25位、17位。

広州GNZ48からは、チームGのCK(陳珂 Chén Kē( チェン・コー) あだ名: CK GNZ48 Team G
 SNH48 5期生
 1995/08/09湖南省生まれ
 
)、チームNIIIのナオナオ(盧靜 Lú Jìng( ルー・チン) あだ名: ナオナオ GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 1994/11/05福建省生まれ
 
)が出演しているが、コマ数は30位、31位。

対して瀋陽SHY48からは、チームSIIIルイルイ(趙佳蕊 Zhào Jiā Ruǐ( チャオ・チャールイ) あだ名: ルイメイ SHY48 Team SIII
 SHY48 1期生
 2001/11/19黒竜江省牡丹江生まれ
 
)が上述のようにいきなり2位、フェイフェイ(盧天慧 Lú Tiān Huì( ルー・ティェンフェイ) あだ名: フェイフェイ SHY48 Team SIII
 SHY48 1期生
 2000/12/08遼寧省瀋陽生まれ
 
)も21位と、初出演にしては悪くない。

この順位は、総選挙によるファン投票の結果ではなく、運営会社の意向だが、運営会社が地方都市の姉妹グループをテコ入れしようとしている意思が、はっきり見えておもしろい。

今後、重慶、武漢などの地方都市にできる姉妹グループにも注目。

北京BEJ48チームBの上海SNH48チームSIIお下がり公演『心の旅程』が約半年で2017/04/09に千秋楽

北京BEJ48チームBが上演していた、上海SNH48チームSII全曲オリジナル公演のお下がり公演『心の旅程』が、早くも2017/04/09に千秋楽を迎えるらしい。

北京BEJ48チームBは、上海SNH48五期生からの移籍組が中心。五期生はもともと上海SNH48チームXとしてAKB48の『シアターの女神』公演を上演していたメンバー。

北京に移籍後も2016/04/30から北京BEJ48チームBとして『シアターの女神』を上演。

その後2016/10/03から、上海SNH48チームSIIのお下がり公演『心の旅程』を上演開始。

それが2017/04/09に最終日(千秋楽)ということ。まあそれでも半年間は毎週上演していたことになる。

なおチームEの方は、一足先に2016/12/24に北京BEJ48として初の全曲オリジナル公演『ティアラ・ファンタジー(奇幻加冕礼)』の初日、今も上演中。この公演は個人的に、今のところSNH48グループでいちばんおすすめ。

北京BEJ48一期生チームJは2016/10/29に、上海SNH48チームNIIからのお下がり公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』でデビューし、いまも上演中。

ところで『心の旅程』が終わった後、チームBは何を上演するんだろうか?

今までのSNH48グループの例にならえば、新公演が出来上がるまでは『18の輝く瞬間』というベスト公演をすることになっている。

そうは言っても、上海SNH48五期生からの移籍組メインのチームBが今まで上演したのは、『シアターの女神』と『心の旅程』の二公演だけ。二公演だけでベスト曲公演は難しそうだが…。

広州GNZ48チームNIII『僕の太陽』千秋楽でSNH48グループの脱AKB48公演がほぼ完了

広州GNZ48チームNIIIの『僕の太陽』公演がついに2017/03/18(土)千秋楽を迎えた。

↓4時間におよんだ千秋楽公演はこちら。

これでAKB48お下がり公演を上演しているチームは、SNH48グループからなくなった。

正確に言うと、上海SNH48チームHIIだけが、同チームが過去に上演した『青春パーティー』『手をつなぎながら』『アイドルの夜明け』の3公演プラス『今度こそエクスタシー』のベスト公演を行っている。

ただ、2017/04/08には同チームHIIも全曲オリジナル公演『Beautiful World』を開始するので、SNH48グループ全チームがSNH48運営制作のオリジナル公演になる。

上海SNH48
チームSII 全曲オリジナル公演『心の旅程』
チームNII 全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』
チームHII 全曲オリジナル公演『Beauriful World』(2017/04/08初日)
チームX 全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』
チームXII 全曲オリジナル公演『コードXII』

北京BEJ48
チームB 全曲オリジナル公演『心の旅程』(上海SNH48チームSIIお下がり)
チームE 全曲オリジナル公演『ティアラ・ファンタジー(奇幻加冕礼)』
チームJ 全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』(上海SNH48チームNIIお下がり)

広州GNZ48
チームG 全曲オリジナル公演『心の旅程』(上海SNH48チームSIIお下がり)
チームNIII 全曲オリジナル公演『第一人称』(2017/03/24初日)
チームZ 全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』(上海SNH48チームNIIお下がり)

瀋陽SHY48
チームSIII 全曲オリジナル公演『心の旅程』(上海SNH48チームSIIお下がり)
チームHIII 全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』(上海SNH48チームXお下がり)

SNH48グループにとっては、いよいよ新しい段階の始まり。

大やけどで入院中のSNH48エンジェル(唐安琪)チームNIIベスト公演千秋楽で久しぶりのツイート

昨夜2016/07/16(土)、上海SNH48チームNIIのベスト公演『18の輝く瞬間』が千秋楽を迎え、来週2016/07/22(金)からいよいよチームNIIとして初の全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』初日を迎える。

その『18の輝く瞬間』千秋楽について、大やけどで上海市長海病院に入院中のチームNIIエンジェル(唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
)が久しぶりに中国ツイッター(新浪微博)でツイートしていた。


SNH48エンジェル(唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
「今日オンライン生放送で千秋楽を聴き終わって みんなに会いたくなった いちばんすてきなNIIはto be continued、」

お母さんに代わりに入力してもらったツイートだと思われるが、ポイントは「見終わって(看完了)」ではなく、「聴き終わって(听完了)」になっているところ。

ふつうタブレットやスマホでSNH48劇場公演のオンライン生放送を見れば「見終わって」と書くはずなので、まぶたの皮膚を移植した後、まだその包帯がとれていないと思われる。

そして『to be continued』はSNH48チームNIIが中国語版を上演したAKB48 TeamK 5th Stage『逆上がり』の最後の曲。

このエンジェル(唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
)のツイートの最後が「。」ではなくて「、」になっているところが2つめのポイント。終止符ではなく、チームNIIはまだまだ続く(to be continued)という意味。

チームNIIメンバーもコメント欄で激励している。

「待ってるよ」
「会いたい、待ってる!」
「小姐姐(訳注:唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
の現地のあだ名)がんばれ 帰ってくるまで待ってる」
「リアルに会いたい!『ニセ酒パーティー』(訳注:新公演『僕らだけのパーティー』の現地のあだ名。PR映像でシャオシャオ(何曉玉 Hé Xiǎo Yù( ホー・シャオユー) あだ名: シャオシャオ SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/10/31湖北省生まれ
 
)があやしい緑色の液体を調合して、ななし(馮薪朵 Féng Xīn Duǒ( フォン・シントゥオ) あだ名: ななし SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/01/24遼寧省大連市生まれ
 
)に飲ませていることから)でもずっと帰りを待ってる」
「もう!早く寝なさい」
「私たち帰りを待ってるよ」

そして広州GNZ48のメンバーもコメントを寄せている。
「千秋楽おめでとうございます!安琪先輩!帰りを待ってます!」
「先輩はやく良くなって下さい」

この短いツイートが、2460回リツートされ、3129のコメントが付き、7117の「いいね!」が付いているところに、SNH48のファン地盤が確実に広がっていることがあらわれている。

AKB48運営は、純粋にビジネス上の理由で、上海SNH48、北京BEJ48、広州GNZ48をバッサリ切って、それで一企業として存在価値を認められると思っているのだろうか?