『SNH48グループ総出演、「第3回リクエストタイム」のチケットが驚きの高値!』というレコードチャイナの記事にツッコミを入れてみる

SNH48第三回リクエストアワーBEST50が2016/01/07、上海メルセデス・ベンツ・アリーナで開催される。

その第三回リクエストアワーBEST50について、ネタを2つ。

まずレコードチャイナの『SNH48グループ総出演、「第3回リクエストタイム」のチケットが驚きの高値!―中国』というこちらの記事について。

この記事、配信日時が2016/11/26 11:00となっているが、情報が古い。

記事の最後「最高のVIPシートが998元(約1万6000円)に設定されているこのイベントだが、ネット上では価格が高騰。オークションで1万2000元(約20万円)の値がついたと報じられ」とある。

「報じられ」なので何気に記事の真実性の責任を回避しているけれど、じっさいには最高落札金額は5124人民元(約8万円)である。(いつの間に人民元が高騰してる!日本にいる中国人留学生のみなさんは良かったですね)

ただ、事実としてオークション終了直後の最高落札金額は1万2千人民元だったが、いつの間にか「調整」されている。

その理由は、「最低」落札金額を見ればわかる。

ご覧のように、今回のオークションで、SNH48運営会社はチケット価格を競り上げることに失敗したのだ。

最低落札金額は、チケットのもとの価格998人民元と同じ、つまり、「超級VIP席」の中の座席の位置さえ選ばなければ、わざわざオークションに参加しなくても良かった、ということになる。

さすがにSNH48運営会社も良心の呵責を感じたんだろうと思う。

オークション終了直後の落札結果を、上図と見比べてみてほしい。

「Srikalee」というファンの落札金額が、もともとは最高値だった。

しかしこの「Srikalee」というファンの入札開始価格は、下図を見ると1244人民元。

オークション終了直後、中国2ちゃんねる(百度貼吧)で「1244元で落札できたのに1万2455元までせり上げてるよ」と、半分同情、半分バカにされていた。

本人が、証拠金998人民元を捨てでも、辞退して元の値段で超級VIP席を買い直した方がいいと思ったのだろうか?名前が消えている。

いずれにせよSNH48運営会社の思惑と違って、超級VIP席の価格998人民元は、ちょっと高く値段を付けすぎたと思われる。

今年は昨年2015/12/16の第二回リクエストアワーが行われた上海国際体操中心とくらべて、ひとケタ違うキャパの会場に変更になった。

ただ、そもそも総選挙にくらべるとリクエストアワーは盛り上がりに欠ける。ファンの資金力にも限界はある。

だから、なのかどうかは分からないが、今回のリクエストアワーBEST50の投票期限が、2016/11/25(金)から2016/11/27(日)に延期されている。

理由がおもしろい。

「最近の劣悪な天候および『双十一(11月11日独身者の日)』の物流による二重の遅延の影響をうけて、一部のファンが購入された第三回リクエストアワー投票券つきEPがまだ発送されていません。ファンのみなさんが自分の好きな曲の投票にさらに十分な時間をかけられることを保証するために、11月25日15:00締め切りだった投票ページを、11月27日15:00締め切りに延期いたします」

で、こういうことを書くと、コメント欄で現地ファンから盛大なツッコミが入る。

「もうちょっと儲けたいだけじゃないの?」

「こう解釈させてもらえる?金がまだ目標に達してないので、もう2日間努力する」

「うっ。。確かにそういう理由なら分かるけれど。。。もし業績の要求に達していないなら、運営会社は自分の顧客満足度の良し悪しを反省してみるべきでは。それにファンの信頼ら、投票周期を損ねていないかとか。もし後者だったら、同じことがまた起こるだろうね」

「もともとBEST30だったのがBEST50に変わって、投票時間も遅らせていいんだったら、もう発表したことは何でも変えられるってことだよね。これから運営会社の何を信じればいいの?」

…などなど。

とりあえず、レコードチャイナさんはSNH48の話題を提供して下さるのはとってもありがたいけれど、さらに突っ込むといろいろおもしろいことがあります、というネタでした(汗)。

SNH48二期生エンジェル(唐安琪)医療費に関するレコードチャイナ記事の背景をご説明

中国情報サイト「レコードチャイナ」がまた地味にSNH48ニュースを取り上げていたので、ニュースソースをご紹介。

2016/03/01に大やけどを負ったSNH48二期生チームNIIエンジェル(唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
)の治療費を、SNH48運営会社がすでに打ち切っているというニュース。

中国ネット最大手テンセント(騰訊)のエンタメニュースを、ほぼそのまま日本語訳したものがこちらのレコードチャイナの記事

さらにそのソースはエンジェル(唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
)の応援会の添付画像による以下の長文ツイート。


募金を続ける理由について

まず、私たちは安琪のマネジメント会社に改めて感謝します。
上海絲芭文化伝媒は応急処置と医療費を担当してくれました。
会社が引き受けてくれたおかげで安琪は最初の時期に良好な治療を受けられました。
しかし第一段階の治療が終わった後、会社はそれ以上関係する費用をすでに負担していません。

このことは回復までが何年になろうと
まだ大小の手術をくり返しする必要があり、完全に安琪と彼女の家庭に依存しているということです。
安琪はまだ完全に回復して一人で生活することはできず、依然として母親が長期に世話をする必要がある状況下にあります。
家庭の蓄積だけに頼って、その他に安定した収入源のない状況下で、
巨額の費用が小さくない負担であることは疑いありません。
(訳注:エンジェル(唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
)は母子家庭)

第一期は2か月間で、2,687人から合計365,370人民元(約548万円)の募金がありました。
一人で大きな額の募金が比較的多く、ファンを除いて、中には一般の慈善心のある方の参加も少なくありませんでした。

第二期は3か月あまりで、最終的に1,715のみが参加、最終募金額は276,197人民元(約414万円)でした。
参加人数と募金額は、それぞれ36%、24%の減少でした。

このことを私たちは直視せざるを得ません
たとえSNH48の中心的なファン内部でも、関心度は徐々に下がっているのが事実です。
このことも私たちが、ややもすれば数万、あるいは十万人民元単位になる各種の費用支出をさらに心配する理由です。
安琪の回復の道を阻害する力になりかねません。

安琪はずっと私たちにポジティブな情報を伝えてくれています。
同じように私たちも彼女に出来る範囲で力をずっと与え続けたいと願っています。
彼女のさらに良い回復に寄り添いたいと思っています。
ツイートに温かなコメントをするだけでなく、
全国各地の応援旗に応援メッセージを残すだけでなく、
さらに直接彼女の助けになる形――募金が最も良いと思っています。

ここに、私たちはこれまでの募金にどのような方式であっても参加して頂き、支援を提供して下さった一人ひとりに真摯に感謝いたします。
皆さんの力が安琪の回復にさらに多くのエネルギーと動力を与えると信じています。
今回私たちは再度募金を開始します。
この募金サイトを通じてより多くの愛が現実的な力となり、本当の意味で安琪の支援になることを、変わらず希望しています。


…とのこと。

なおエンジェル(唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
)含め、SNH48グループのメンバーは、当然ながら運営会社の従業員ではなくマネジメント契約下のタレントだ。

なので、企業の従業員が受けられる個人医療口座や大額医療保険より少ない医療保険しか受けられないと思われる。

仮に大額医療保険を受けられたとしても一年間に保険で支払われる額は上限があり、それ以上は全額自己負担。支払えなければ治療はそこまで。ぜんぜん社会主義っぽくない保険制度。

エンジェル(唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
)の現状を考えると、上記の応援会のメッセージは決してぜいたくな願いではない。

レコードチャイナにここまで書いてね、と言うのはムリだろうけれど。

(なお中国国内の銀行に口座のない人は、上記、エンジェル(唐安琪 Táng Ān Qí( タン・アンチー) あだ名: エンジェル SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/07湖北省生まれ
 
)応援会の募金サイトからの入金は不可能。多額の手数料を払ってネットの入金代行業者に依頼してWeChatに課金すれば、入金できないことはないが、代行業者に儲けさせるだけになる)