瀋陽SHY48チームHIIIが2017/02/25(土)『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』公演でデビュー

SNH48三つ目の姉妹グループ、瀋陽SHY48のチームSIIIにつづくチームHIIIが2017/02/25(土)にデビュー公演が決まった。

上海SNH48チームXの全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』のお下がり公演。

これで今のところ、SNH48姉妹グループは以下の4グループ、13チームになる。

上海SNH48
チームSII
チームNII
チームHII
チームX
チームXII

北京BEJ48
チームB
チームE
チームJ

広州GNZ48
チームG
チームNIII
チームZ

瀋陽SHY48
チームS
チームHIII

今後姉妹グループ設立が予定されているのは、重慶、武漢、成都。

運営会社の運営の質について、現地ファンの間から意見や強烈な批判がありつつも、事業としては順調にフランチャイズを拡大している。

今夏のSNH48グループ第四回総選挙は、圏内の得票数合計が日本のAKB48グループ総選挙を超えるかもしれない。

追記:

運営の発表によると、同じ瀋陽SHY48チームSIIIの双子の姉妹の姉の方、劉嬌 Liú Jiāo リョウ・チャオ あだ名: チャオチャオ SHY48 Team SIII
 SHY48 1期生
 11/07遼寧省瀋陽生まれ
(リョウ・チャオ)がチームHIIIを兼任するらしい。

中国2ちゃんねるでは、チームHIIIメンバーが急に退団したためではないかとのウワサ。十分あり得る話。

SNH48関連動画を気まぐれにご紹介:Green Flash、総選挙TOP3勢ぞろい、宝石ブランド、食べ物コスプレ

SNH48関連動画を気まぐれでご紹介。何かのテーマでまとめようかと思ったけれど、思いつかなかったので。

まずSNH48チームSIIが全曲オリジナル公演『心の旅程』の最後のアンコールで久しぶりに歌った、AKB48『Green Flash』。この曲は上海ではSNH48チームSIIの「持ち歌」的な位置づけになっている。

momo(莫寒 Mò Hán モー・ハン あだ名: momo SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1992/01/07貴州省遵義市生まれ
)のRAPが現地ファンには好評。

つぎに久しぶりにSNH48チームNIIの御三家、SNH48第三回総選挙TOP3がそろった、チームNII全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』

御三家、キクちゃん(鞠婧禕 Jū Jìng Yī チュー・チンイー あだ名: キクちゃん SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1994/06/18四川省遂寧市生まれ
)、カチューシャ(李藝彤 Lǐ Yì Tóng リー・イートン あだ名: カチューシャ SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1995/12/23陝西省西安市生まれ
)、テテちゃん(黃婷婷 Huáng Tíng Tíng フアン・ティンティン あだ名: テテちゃん SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1992/09/08江蘇省南京市生まれ
)がそろった公演を、次に見られるのはいつでしょう?というレベルの希少価値。

つぎに珍しく上海SNH48チームNIIと、北京BEJ48チームBが共演したネットバラエティー番組『The Amazing Idol』
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SNH48チームX全曲オリジナル公演ユニット曲『人魚』の歌詞日本語試訳(フランス語部分も)

SNH48チームX初の全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ』のユニット曲『人魚』の歌詞について。

中国語の弾幕コメント動画サイト「AcFun」に、日本語中国語字幕付きの動画があったのだが、日本語に間違いが多いので、別の訳をつけてみた。

元ネタの動画はこちら

それから、途中のフランス語のセリフの日本語訳にも間違いがあるので訂正してみた。(ちなみに筆者の大学の専攻はフランス語とフランス現代思想(ジャック・デリダ))


SNH48チームX『人魚』 炭酸(張丹三 Zhāng Dān Sān チャン・ダンサン あだ名: 炭酸 SNH48 Team X
 SNH48 4期生
 1995/04/28湖北省武漢市生まれ
)&桃子(李釗 Lǐ Zhāo リー・チャオ あだ名: 桃子 SNH48 Team X
 SNH48 4期生
 1998/05/23湖南省生まれ

若能化身成人形拥抱你
人の姿に変わってあなたを抱きしめられるなら

我愿承受荆棘感受爱的亲密
苦難を受けてでも愛の親しさを感じたい

若能陪你看海底的绮丽
あなたといっしょに美しい海底を見られるなら

我愿退化自己用爱呼吸
退化してでも愛で呼吸したい
(訳注:人間から魚に退化してもという意味)

用什么忘记生而为鱼
どうすれば忘れられるの 魚に生まれたことを

为你拂去眉间深锁愁绪
あなたの眉間の 深い憂いを拭い去るために

陪你走在最拥挤人群
あなたといっしょに 人ごみをかき分け

我愿意倾其所有换取
すべてを捧げてでも手に入れたい

*)
绝美的尾翼 阻止我爱你 就不再瑰丽
美しい尾びれでも 私があなたを愛することを阻むなら それはもう美しくはない

让我瞒过天地 割下鱼的凭据
世界を騙して 魚の証拠を切り落とさせて

(心疼你的决定)
(あなたの決意に心が痛む)

最痛的决心 凝视你眼睛 就变成勇气
つらい決心でも あなたの瞳を見つめれば それは勇気に変わる

(爱给我勇气)
(愛が私に勇気をくれる)

为爱变成无尾人鱼
愛のために 尾びれのない人魚になる

珍珠的泪结晶在斜长身影
真珠の涙が 長くのびた影に結晶する

(珍珠的泪滴)
(真珠の涙のつぶ)

看月光倒影着你 好孤寂
月光で(水面に)映るあなたの影は とても寂しい
(訳注:「倒影」は上下逆さに映る姿のこと)

希望永远为你 吟唱爱情诗句
永遠にあなたのために 愛の詩を歌いたい

当你说割舍回忆没关系
あなたは思い出を捨てても構わないと言うけれど

怎么舍得让你留在海域
どうしてあなたを海の中に引き留めるのを惜しいと思わないかしら
(訳注:反語。私があなたを愛しているからといって、あなたを海の中に引き留めるのは惜しい。あなたは人間の世界にもどって、という意味)

多渴望爱绵延一世纪
どうかこの愛が一世紀つづいてほしい

怎能放弃命中注定的相遇
運命に定められた出逢いを、どうして捨てられるかしら

牵手相依 爱永远浓郁
手をとり互いに寄り添い 愛は永遠に強く

我愿意穷尽一切努力
すべての努力を尽くしたい

Je sais tu peux voir mon ombre à la berge
私は知っている あなたに岸辺の私の影が見えること

(訳注:bergeは川岸、土手、堤。海の中にいる人魚から、海岸に立っている私の姿が見えるということ)

Et moi, je veux aussi entendre ton chant au long du fond de la mer
私も聴きたい 海の底に沿って聴こえるあなたの歌を

(訳注:全体としては、あなたには私の姿が見えているんでしょ、ならば私だってあなたの歌が聴きたい、という意味。この部分で議論になるのは「au long」だと思う。「au nom」と聴き取っている人が多いが「海の底の名において」では意味が通らない。どちらかといえば「au long du fond de la mer」で「海の底に沿って」聴こえてくるあなたの歌を聴きたい、の方が意味が通ると思う)

Quand mon coeur est là, l’amour ne se disparaît jamais
私の心がそこあるとき、愛は永遠に消えない

(訳注:最初の「quand mon coeur」は筆者は聴き取れなかった。実は「Que mon coeur est là」で、接続法「soit」をサボって直接法「est」を使っているけれど、接続詞「que」を冒頭に使うことで願望を表しているという解釈は行きすぎか?また「être là」の「là」が指示詞でない場合は「être là」で単に「存在する」の意味だが、ここは人間の少女が「私の心がそこ(海底)にあれば、愛は永遠に消えない」の意味だろうと思う。つまり少女は海の底に沈む意思があるということ)

绝美的尾翼 阻止我爱你 就不再瑰丽
美しい尾びれでも 私があなたを愛することを阻むなら それはもう美しくはない

让我瞒过天地 割下鱼的凭据
世界を騙して 魚の証拠を切り落とさせて

(心疼你的决定)
(あなたの決意に心が痛む)

最痛的决心 因爱而坚定 再苦我愿意
つらい決心でも 愛のために揺るがなければ 苦しくても構わない

(再苦我愿意)
(訳注:ここは二人が同じ歌詞になっていることに注意)

为爱变成无尾人鱼
愛のために 尾びれのない人魚になる

珍珠的泪结晶在深邃海底
真珠の涙が 奥深くの海底で結晶する

(珍珠的泪滴)
(真珠の涙のつぶ)


ストーリーを解説するのは野暮だけれど、おさらいしておく。

ワンコーラスめでは、人魚が愛のために自ら尾びれを切り落としてしまう。

その人魚の犠牲に、人間の少女が、地上に立った人魚の斜めに伸びる影に涙を落とす。

最後のリフレインでは、少女が愛のためなら、人魚がすでに苦しみを味わっているのに、自分もさらに苦しんでもいい(再苦我愿意)と、海の底に身を沈め、人魚の涙が海底に落ちる。

一見すると、人魚が尾びれを犠牲にして地上で人間の少女と永遠の愛を実現する、というハッピーエンドのお話に見える。

ところが、実は二人とも命を犠牲にして、海の底で涙を流しながら「永遠の」愛を実現するという、俗っぽく言うと「心中」のストーリーになっている。

とっても悲しい物語で、もう次からは涙無しには聴けない曲。

完全に本部を超える水準の、名曲中の名曲じゃないですか。

SNH48チームX全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』にいちいちツッコミを入れてみる(3)

SNH48チームX初の全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』が2016/10/28初日を迎えた。SNH48グループとしては3つめの全曲オリジナル公演。

引き続き楽曲に好き勝手ツッコミをいれてみる。

(追記:この記事を中国語訳して下さった現地ファンがいた。こちらを参照

アンコール後の3曲、『閃亮加冕』『夢想家』『未来寄語』。

ちなみに筆者の曲解説にいちいちAKB48のディスりが入っているという指摘があるけれど、筆者はAKB48ファンではない。純粋にSNH48フォロワー。

ときどきAKB48について批判的に書くのは当然なので、あらかじめこのブログの右上に「AKB48オタクでない人向きです」と明記していある(笑)。

EN1. 閃亮加冕(きらきらティアラ?)

えらく安っぽいEDMイントロで始まるので、アンコール後にガクッと期待を裏切られる。

Dメジャー。伴奏にあるピロピロピロピロピロピロと上がっていく音が、あちこちに入ってくるのがわずらわしい。『PPAP』のアウトロを思い出すのでやめてほしい(笑)。

Bメロでいきなりサビ。DメジャーからEメジャーへ謎の二度転調。コード進行もきわめて凡庸。きっとこの曲は衣装替え後のメンバーの休憩のための曲なのだろう。

最後に別メロディーが入るけれど、凡庸なEメジャーのコード進行に乗っかっている凡庸なメロディーなので特筆すべきことは何もない。

それからアンコール前の『星座』につづいて、この曲も曲終わりが「X」字型のフォーメーション。ちょっとやり過ぎでウンザリ。

この曲だけ極端にクオリティが下がるので、そうとでも考えるしか理屈が合わない。クレジット情報が手に入ったら、この曲の作曲者の名前は絶対にチェックしたい。
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SNH48チームX全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』にいちいちツッコミを入れてみる(2)

SNH48チームX初の全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』が2016/10/28初日を迎えた。SNH48グループとしては3つめの全曲オリジナル公演。

引き続き楽曲に好き勝手ツッコミをいれてみる。

(追記:この記事を中国語訳して下さった現地ファンがいた。こちらを参照

昨日も書いたけれど、ひとことでいうと、2つめの全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』でいったん質・量ともにガクッと落ちたレベルが、『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』でいきなり復活したという感じ。

M09. 人魚

炭酸(張丹三 Zhāng Dān Sān チャン・ダンサン あだ名: 炭酸 SNH48 Team X
 SNH48 4期生
 1995/04/28湖北省武漢市生まれ
)、桃子(李釗 Lǐ Zhāo リー・チャオ あだ名: 桃子 SNH48 Team X
 SNH48 4期生
 1998/05/23湖南省生まれ

テーマが人魚と人間の少女の禁断の恋で、炭酸(張丹三 Zhāng Dān Sān チャン・ダンサン あだ名: 炭酸 SNH48 Team X
 SNH48 4期生
 1995/04/28湖北省武漢市生まれ
)と桃子(李釗 Lǐ Zhāo リー・チャオ あだ名: 桃子 SNH48 Team X
 SNH48 4期生
 1998/05/23湖南省生まれ
)のカップリングというだけで、ユニット曲として十分成立している。

なのでもう何も言うことはないけれど、デュエット曲としての楽曲のレベルもすごい。

Aマイナーで始まり、Aメロは前半が炭酸、後半桃子のダイアローグで反復なし。Bメロも炭酸、桃子のダイアローグの後、デュエットになり、サビのCメロへ。

CメロはF#マイナーへ三度転調。このCメロで、炭酸と桃子が交代でコーラスになり、しかも歌っている歌詞が少しずつ違うという構成が、鳥肌モノ。

Cメロの最後のD⇒E⇒F#sus4⇒F#という進行も美しい。どこかで聴いたことがあると思ったのは、例えば『愛しさのディフェンス』のサビの最後も、調はGマイナーだがGsus4⇒Gmではなく、Gsus4⇒Gで終わる。

ただ『人魚』では、桃子がメロディーを歌い、炭酸がコーラスで追いかけるという美しすぎる構成。

(ちなみに『愛しさのディフェンス』もサビで三度転調するがEbマイナーからGマイナーへの三度上がる転調。『人魚』は三度下がる転調)

それからこの曲の歌詞、ほとんどの部分が「魚 yu」の母音「v」で脚韻が踏まれている。これは日本語にはマネできない言語上の美しさ。

ツーコーラスめのAメロのダイアローグは、今度は炭酸からではなく桃子から。ツーコーラスめのサビは、普通にGmで終止。

間奏で経過和音のCを通ってから(Bm⇒D⇒C#7⇒C⇒A/D⇒FM7⇒Esus7⇒E7⇒C#7)F#mに戻ってくるところも美しい。

そしてダメ押しのフランス語のナレーション(笑)。最後は炭酸(張丹三 Zhāng Dān Sān チャン・ダンサン あだ名: 炭酸 SNH48 Team X
 SNH48 4期生
 1995/04/28湖北省武漢市生まれ
)が人間の少女になるという結末。

ここまでやられるともう何も言えなくなる。
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