SNH48 Team HII全曲オリジナル公演『Beautiful World』に好き勝手コメントしてみる:本編

上海SNH48チームHIIの全曲オリジナル公演『Beautiful World』について好き勝手コメントしてみる。

1か月前に好き勝手コメントする記事を書いたが、あえてノーコメントで、ほとんど内容のない記事にした。ただ、今日は偶然風邪をひいて出かけられなかったこともあり、時間があったので、ようやくコメントする気になったという理由。

ご想像のとおり、あまり良いことを書かないので、読みたくない方は必ずスキップするようお願いします。

そして、単に筆者の独断と偏見に基づくコメントであり、何ら公平性を期すものではない。一市民の個人的な意見を真面目に読むだけ、あなたは時間を損するだけだ。

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SNH48 Team HII全曲オリジナル公演『Beautiful World』に好き勝手コメントしてみる

上海SNH48チームHIIの全曲オリジナル公演『Beautiful World』について好き勝手コメントする。

まず各曲の主調の確認から。

ブルース・スケールとあるのは、ペンタトニック以外の音が全く出てこないという意味ではない。

M01 H Zone (Gm⇒サビEm三度転調 ブルース・スケール)
M02 I Hate You (Cm ブルース・スケール)
M03 黒夜女神 (Ebm⇒サビリフレインFm 長二度転調 ブルース・スケール)
M04 Highlight (Bm)
M05 背水一戦 (G#m⇒間奏Fm三度転調⇒G#m)
M06 天使的圈套 (C#m⇒Bメロ・サビEm三度転調)
M07 化学超女子 (F)
M08 関不掉 (Ebm ブルース・スケール)
M09 完美犯罪 (Am ブルース・スケール)
M10 対峙 (G#m⇒サビFm三度転調⇒間奏Ebm三度転調 ブルース・スケール)
M11 Why (Ebm ブルース・スケール)
M12 花与火 (サビ始まりD⇒AメロE長二度転調)
M13 Beautiful World (A⇒DメロC三度転調)
M14 天天向上 (Dmパワーコード ブルース・スケール)
M15 Running Girl (Eb)
M16 如果有你在 (F#)

16曲中、11曲がマイナー(短調)で、そのうちブルース・スケールが8曲。この曲構成だから最初から最後まで通して公演を見ると、異様に疲れるのだ。

もちろん曲風はロックだったり、ハードロックだったり、メタルだったり、EDMだったりいろいろあるが、これだけマイナー(短調)の曲を聞かされたら、明るく爽やかな気持ちになれないのは当然だろう。

たとえ一曲一曲が良い曲でも、ワンセットの公演としては失敗していると思う。

『Beautiful World』公演についての好き勝手コメントは以上。

広州GNZ48初の全曲オリジナル公演チームNIII『第一人称』に好き勝手コメントしてみる(3)

広州GNZ48として初の全曲オリジナル公演、チームNIII『第一人称』の各曲に好き勝手コメントする記事の続き。今回で完結。

M10.少女革命

マイナーコードのEDMだが、どちらかと言うとシンセの音色にエフェクトを多用するというより、各種シンセの原音をそのまま鳴らす1980年代のエレクトロポップに近いところを狙ったdaft punkに似た「清潔な」音作り。EDM形式のアイドルポップとして妥当だと思う。

曲の構成に特筆すべきことはない。転調なし。ただサビが前半と後半に分かれていて、後半の「shut up! shut up!」がフックになっている。サビのメロディーが二種類あるのがすでに当然になって来ている点に、SNH48グループの楽曲水準の向上がはっきり分かる。

この曲の後半の間奏のダンスが、この公演『第一人称』の予告映像に出てきたあのカッコいいステップだったというわけだ。広州GNZ48チームNIIIも、同じ広州GNZ48チームZと同様、ダンスがそろっていて素晴らしい。

M11.Never Land

繰り返しになるが、この日の公演はエイプリルフール特別公演で、セットリストを16曲目から1曲目まで逆順に上演して、公演中にもいろんなところをわざと逆にしている。

この曲はサビ始まりだが、その冒頭のサビを歌うとき、普段はメンバーが舞台の最前部に座って、舞台から脚を下ろして歌う。すると客席最前列の超VIP席の観客と至近距離になる、というのが、この曲の演出で観客をびっくりさせた部分。

この日はエイプリルフール特別公演なので、冒頭でメンバーが客席に背を向けて歌っている(笑)。

この曲も編曲がとても美しい。冒頭のサビの後半のアコースティックギターのストロークが聴こえてくる部分は、ちょっと感動する。

観客がきっちり掛け声(MIX)を打てる、十分な長さのイントロ。その後も楽器の数が少ないAメロで、やはり観客が声援を送りやすい編曲。Bメロは典型的な「パーンパパン」リズム。

その後に現れる実際のサビは、イントロと違って明確なバックビート乗りで、メロディーの譜割りも意図的に変えられている。

次の間奏はワンコーラス目からツーコーラス目へのつなぎとしては、長過ぎるくらいの長さで、やはり観客が心ゆくまで声援を送れる編曲になっている。ツーコーラス目の後のアウトロも、十分な長さ。

転調や凝ったメロディーは無いけれど、やはり、こういう舞台上と客席のインタラクション(互動)が、48系グループの劇場公演の基本だと感じさせる。
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広州GNZ48第三弾オリジナルEP『I.F』よりメイン曲『たんぽぽの足跡』音源公開、素晴らしいアイドルポップス

広州GNZ48第三弾オリジナルEP『I.F』のメイン曲『たんぽぽの足跡(蒲公英的脚印)』音源が先行公開された。

広州GNZ48第三弾EP選抜メンバー『たんぽぽの足跡』

作曲は金源奕、朴志娟、作詞は松本広。

アイドルポップスとしては文句なしの水準の曲。

遅めのテンポの16ビートで、Bメロでリズムパターンが少し変わってから、サビのCメロに行って、その後にまだフックのメロディーがあり、さらにブリッジのDメロまであるという、すごくぜいたくな構成。

ツーコーラス目の後のサビのリズムパターンが突然8ビートになったり、編曲も素晴らしい。

北京BEJ48第三弾EPのTeam B、Team E曲と違って、アウトロも全く手抜きなし。とにかく素晴らしい曲。

本当に最近のSNH48姉妹グループのオリジナル曲のクオリティは高くて、日本人の耳にも十分鑑賞に耐える。この曲もAKB48のシングルのカップリングにしても、全然問題ないでしょう。

金源奕さんの名前をググってみたところ、滋慶学園COMグループという専門学校の「留学生インタビュー」のページが見つかった。フルネームがどこにも書かれていないのに、なぜGoogleに引っかかったのかと思ったら、HTMLのソースコードにフルネームが書いてあった。

韓国出身の方で、この学校でレコーディングエンジニアを専攻、卒業後、韓国TS Entertainmentに就職して専属作曲家になったとある。たぶん朴志娟さんも韓国の方だろう。

作詞家の日本人っぽい名前の松本広という人はナゾ。中国検索エンジンの百度で調べても出てこない。そもそも日本人が中国語で鑑賞に耐える作詞ができるはずがないし。

日本で学んだ韓国人作曲家の曲に、中国語の歌詞がついてというふうに、まさに日中韓のコラボ曲。

広州GNZ48第三弾EP『I.F』の他の曲も楽しみ。

広州GNZ48チームNIII全曲オリジナル公演『第一人称』は音質が悪すぎるのでコメント無し

広州GNZ48として、SNH48全曲オリジナル公演のお下がりではない初の全曲オリジナル公演、チームNIII『第一人称』。

現地ファンによれば、歌詞はほぼゼロ点、衣装はほぼ満点。曲は…。

いつものとおり各曲について好き勝手コメントしようと思ったのだが、広州GNZ48劇場公演のオンライン生放送の音質が悪くて、この状態でコメントするのは不公平なので、やめた。

YouTubeにアップされている上海SNH48、北京BEJ48、瀋陽SHY48のオンライン生放送の録画を「聴いて」頂けるとわかるのだけれど、広州GNZ48だけが楽曲の音源の定位が完全に損なわれている。

理由はよく分からない。広州GNZ48の「控台(調整室)」の設備が悪いのか、インターネット回線が悪くて、映像と音声の品質に限界があるのか。

ただ広州市内で、広州駅の目の前にある超高層ビルの中泰国際広場で、インターネット回線が悪いことはありえないだろう。おそらく劇場の調整室の設備の問題だ。

瀋陽SHY48星夢劇院の最初のオンライン生放送は、チームSIIIデビュー公演『心の旅程』で2017/01/12、音声はモノラル(単頻道)だったが、その後改善されて、今は上海SNH48、北京BEJ48と同レベルのクリアなステレオになっている。

上海や北京、瀋陽のオンライン生放送の音声が、楽曲の音源のミキシング(混音)そのままで放送しているのかは分からない。しかし、少なくとも伴奏の各楽器が左右に振り分けられているので、どういう編曲がされているのかは聴き取れる。

今回の広州GNZ48チームNIII『第一人称』は、初日2017/03/24は、そもそも伴奏に比べてボーカルの音量が大きすぎた。二日目2017/03/25は、伴奏とボーカル、現場の声援(いわゆるMIX)のバランスは良くなったが、依然としてほとんどモノラルにしか聴こえない。

広州GNZ48星夢劇院のオンライン生放送は、以前からずっと音声はこの状態。

広州GNZ48チームGは上海SNH48チームSII『心の旅程』のお下がり、チームZは上海SNH48チームNII『専属派対(僕らだけのパーティー)』のお下がりなので、上海SNH48の初演時にコメントできた。

今回の『第一人称』は広州GNZ48初の全曲オリジナル公演で、他の姉妹グループでは上演していないだけに、実に惜しい。

たとえば「M01.Wake Me Up」は編曲はEDMだが、スネアドラムに当たる音以外はどう編曲されているのか全く分からない。ベースラインはほぼ全く聴こえない。

サビのメロディーに反復がまったくないなど、メロディーはとても良く出来ていると思うのだが、音質が悪すぎて真剣に聴く気がなくなる。サビの「Wake Me Up」の後ろで鳴っているシンセサイザーの和音もよく聴こえない。

「M02.到達まであと5秒(还有5秒到達)」のAメロの途中「要说不在意那是谎话」の部分で、生放送の音量がいきなり上がるし、控台(調整室)は努力はしているようだが、問題は音量ではなくて音質だ。

ちなみに筆者はダンスについては全く分からないけれど、今回の振り付けは地元「広州TOUCH舞団」が担当したらしい。

「TOUCHの振付師の先生のみなさんお疲れさま~3か月のレッスンを経て、GNZ48の『第一人称』初演はパーフェクトに終わりました!(チームNIIIの)みんなすごい!これからも続けてがんばってね~」と書いてある。

たとえば M10.少女革命 の振り付け、とくに間奏部分のダンスは公演の予告映像にも出てきたが、この広州TOUCH舞団のHIP HOP系のダンスの技術が活かされていると思われる。

ロスレス(無損)でなくてもいい。192kbpsくらいでもよいので、できれば音源を公開してほしい。それまでは楽曲コメントは無し。

来週末、初日を迎える上海SNH48チームHIIの全曲オリジナル公演『Beautiful World』は、公平にコメントできる音質であることは間違いないので、期待したい。