SNH48グループ5つ目の全曲オリジナル公演『ティアラ・ファンタジー(奇幻加冕礼)』に好き勝手コメントしてみる

北京BEJ48チームEの全曲オリジナル新公演『ティアラ・ファンタジー(奇幻加冕礼)』。

SNH48グループのオリジナル公演でベストかもしれないこの公演の各曲について、例によって好き勝手コメントさせて頂きます。

要するに非常に細かいところまで考え抜かれて作られている、ということが伝わればいいいです(汗)。

↓一曲ごとにバラした再生リストはこちら。

ただし2曲目と3曲めは切れ目なく歌われるので、一本の動画にしてある。

以下のコメントで特にコード進行の記述に誤りがあれば、是非指摘して下さい。基本的な進行は正しく聴き取れていると思うのですが、テンションコードや分数コード部分は自身がありません。

01. 騎士序曲

この公演のPR映像に入っていなかったが、イントロの最初がピアノになっている。まさに「序曲」といった雰囲気。Aマイナー。

ピアノの分散和音はFmaj7⇒Em7。徐々に電子音のメロディーが重なり、レーザー光線の演出で一曲目から鳥肌が立ってしまう。
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SNH48グループ4つ目の全曲オリジナル公演『コードXII(代号XII)』に好き勝手コメントしてみる

SNH48チームXII初の全曲オリジナル新公演『コードXII』が2016/12/23(金)初日を迎えた。

公演のセットリストはすでにご紹介しているので、楽曲について好き勝手コメントさせて頂きます。

↓一曲ずつバラした再生リストはこちら。

M01. XII say hi

日本人にとっては、ひとことで言うと田中ヤスタカ風のエレクトロポップと言えばそれで終わり。ただし、Aメロ、Bメロ、サビという構成は持っている。ボーカルにはボカロ風のエフェクトがかかっている。

このエフェクトは一曲だけなら問題ないが、この後も数曲にかかっているので演出上の効果が失われている。

転調なし、ブレイクなし。

ただしサビが前半と後半に分かれている。特徴はサビの前半、「Hi Hi Hi」が三拍ずつになってオンビートとオフビートに切り換わる点と、サビの前半から後半のつなぎ、「Everybody say hi」の伴奏がブレイクっぽくなっている点。単調になりがちなエレクトロポップのサビとしては悪くないと思う。

ところで、ダンスのことはよく分からないけれど、この公演はメンバーがロボットの少女という設定なのでロボットダンスが至る所に現れる。

インターネットで調べたところロボットダンスは「Popping」というジャンルのダンスの一種らしい。でもロボットダンスは身体のアイソレーション(体の一部だけを動かして他の部分は動かさないこと)が出来ている必要があって、相当難しいと思う。ダンスの面でロボットという設定には挑戦的過ぎたのではないか。

振り付けで動きが止まるメンバーはリズムに乗ってはいけなくて、完全に止まっていて欲しいし、動き出すときは突然動き出して欲しい。

面白いのは、オンビートの曲なので客席のファンが間違えて、MIXをバックビートで打とうとして「あれっ?」となって途中でやめているところ。アイドルポップのバックビートにMIXを打つのに慣れすぎていると、オンビートの曲でMIXを打てなくなるという(笑)。

M02. 遇見最初的美好

うって変わって典型的なAKB48風アイドル楽曲。これはバックビート。

ボーカルにはやはりボカロ風のエフェクトがかかったまま。イントロや間奏のメロディーになっているリードにまでノコギリ波のエフェクトがかかっている。
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SNH48チームXII全曲オリジナル新公演『コードXII』PR映像公開

SNH48チームXII全曲オリジナル新公演『コードXII』のPR映像が公開された。

3体目のアンドロイドはハムスター(嚴佼君 Yán Jiǎo Jūn イェン・チャオチュン あだ名: ハムスター(小倉鼠) SNH48 Team XII
 SNH48 5期生
 1995/04/29湖北省生まれ
)。博士役のアキちゃん(劉增艶 Liú Zēng Yàn リョウ・ツォンイェン あだ名: あきちゃん SNH48 Team XII
 SNH48 5期生
 1996/08/31四川省生まれ
)とSNH48の宿舎でルームメイト、ハムスター(嚴佼君 Yán Jiǎo Jūn イェン・チャオチュン あだ名: ハムスター(小倉鼠) SNH48 Team XII
 SNH48 5期生
 1995/04/29湖北省生まれ
)が節操のない美少女好き「レズ」キャラなので、そのままじゃないか!という設定で笑える。

とりあえず最近のSNH48グループ楽曲のレベルの高さにはびっくりさせられるので、2016/12/23(金)『コードXII』の初日が楽しみ。

北京BEJ48チームEの全曲オリジナル新公演のセットリスト?

北京BEJ48チームEが上演中のAKB48チームB 3rd stage『パジャマドライブ』公演が2016/12/17(土)に千秋楽を迎えるとのこと。

SNH48チームXIIが上演中のAKB48チームB 5th stage『シアターの女神』公演も間もなく千秋楽を迎えるらしい。

さすがにSNH48六期生は『18の輝く公演』を上演するほど、過去にレパートリーがないので、どうやらいきなり新公演になるらしい。

北京BEJ48チームBはすでにSNH48チームSIIの全曲オリジナル公演『心の旅程』をお下がり公演で上演中。

北京BEJ48チームJはSNH48チームNIIの全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』をお下がり公演で上演中。

ということは北京BEJ48チームEはSNH48チームXの全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ』?と思ったら、新たな全曲オリジナル公演らしいというのでぴっくり。

版権登録情報は下図のとおり。ご参考までに日本語試訳しておく。曲順はこの順番とは限らないのでご注意を。

ちなみに曲の長さは、日本スタイルのアイドルグループとしては正常だが、C-POPとしてはかなり長め。

『朝霞版图 朝霧の地』3分14秒
世界がどう変わっても、夢の大きな扉はつねに夢見る人に大きく開かれている。努力する道の上で、信じることが、道の暗がりを蹴散らして、最後には勝利の笑顔で、向こう岸へたどり着く。

『魔盒惊奇 マジカルボックス』3分31秒
暗いジャングルを抜けて、緑の別世界へやって来て、夢への旅が始める。夢の終点で、いっしょに不思議な箱を開けて、奇跡を探しに行こう。

『青春画巻 青春のピクチャーロール』4分14秒
いっしょに成長し、いっしょに笑い、いっしょに冒険し、いっしょに青空を待っている。君がいる一瞬一瞬が、重なって美しい絵巻になる。
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SNH48チームX全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』にいちいちツッコミを入れてみる(3)

SNH48チームX初の全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』が2016/10/28初日を迎えた。SNH48グループとしては3つめの全曲オリジナル公演。

引き続き楽曲に好き勝手ツッコミをいれてみる。

(追記:この記事を中国語訳して下さった現地ファンがいた。こちらを参照

アンコール後の3曲、『閃亮加冕』『夢想家』『未来寄語』。

ちなみに筆者の曲解説にいちいちAKB48のディスりが入っているという指摘があるけれど、筆者はAKB48ファンではない。純粋にSNH48フォロワー。

ときどきAKB48について批判的に書くのは当然なので、あらかじめこのブログの右上に「AKB48オタクでない人向きです」と明記していある(笑)。

EN1. 閃亮加冕(きらきらティアラ?)

えらく安っぽいEDMイントロで始まるので、アンコール後にガクッと期待を裏切られる。

Dメジャー。伴奏にあるピロピロピロピロピロピロと上がっていく音が、あちこちに入ってくるのがわずらわしい。『PPAP』のアウトロを思い出すのでやめてほしい(笑)。

Bメロでいきなりサビ。DメジャーからEメジャーへ謎の二度転調。コード進行もきわめて凡庸。きっとこの曲は衣装替え後のメンバーの休憩のための曲なのだろう。

最後に別メロディーが入るけれど、凡庸なEメジャーのコード進行に乗っかっている凡庸なメロディーなので特筆すべきことは何もない。

それからアンコール前の『星座』につづいて、この曲も曲終わりが「X」字型のフォーメーション。ちょっとやり過ぎでウンザリ。

この曲だけ極端にクオリティが下がるので、そうとでも考えるしか理屈が合わない。クレジット情報が手に入ったら、この曲の作曲者の名前は絶対にチェックしたい。
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