SNH4848:中国在住日本人向け情報誌『Whenever』2013年1月号

宮澤佐江と鈴木まりやの2人が表紙になっている、中国在住の日本人向け情報誌『Whenever』上海版2013年1月号のスキャン画像が、中国の検索エンジン「百度」の掲示板サービスのSNH48板にようやく上がったので転載する。
日本語なので、翻訳なしでそのままどうぞ(笑)。


SNH48が上海復旦大学の青年同学会設立パーティーに出演

SNH48が2012/12/22、上海復旦大学の青年同学会設立パーティーで2曲だけのライブを行ったらしい。なお青年同学会とは上海復旦大学の同窓会の一つで、参加資格が45歳以下と、比較的若い年齢層に限定されているらしい。
白叔のツイートによれば、招待されて出演した、とのことなので、復旦大学の卒業生にAKB48オタクがいて招待したのか、SNH48運営スタッフの中に卒業生がいて後輩に招待するように頼んだのか。背景の事情は不透明。
ライブの写真を中国ツイッター(新浪微博 シンラン・ウェイポー)でツイートしていた復旦大学の卒業生のうち、答えてくれそうな年齢の方に中国語で質問してみたので、回答を楽しみに待ちたい。
いずれにせよどちらが真相だとしても、予告なしの突然のライブに、SNH48掲示板で「また運営が…」と怒っているファンが少なくないようだ。
『ポニーテールとシュシュ』のサビの部分の17秒の動画が見つかったので2012/12/24に追加で貼っておく。カメラのクレーンが見えるので運営はきちんと記録していると思われる。結成2か月でこのレベル。生歌か口パク(假唱)かは不明。

また、動画サイト「優酷」にあった8秒の動画を貼っておく。

新浪微博で見つけたSNH48のライブの写真をまとめて貼り付けておく。舞台上には16名いる。センターは俞慧文 Yú Huì Wén ユー・フェイウェン あだ名: シャオユー(退団済み) SNH48 Team
 SNH48 1期生
 生まれ
(ユー・フェイウェン)で確定ということか。
SNH48支配人の白叔のツイートの写真。ツイートは別途翻訳した。いつになったら彼はF値の明るいまともな広角レンズを買うのだろうか。メンバーが多いグループなのだから、画角を広く撮る必要があるにもかかわらずだ。

SNH48マネージャーの海上浮冰xgのツイートの写真。やはりメンバー数に対して、画角が狭すぎる。

同大学の卒業生の朱海彤氏のツイートの写真。「気迫に満ちた青春」と評している。

同大学の卒業生の三冗黑犬silentworldさんのツイートの写真。「ダイナミックさ十分でエネルギッシュな青春美少女の開幕ダンス」とのコメント。

同大学卒業生で同学会理事の施力勤氏のツイートの写真。「すごく素晴らしい!」と評している。

同大学卒業生のVivianNXuさんのツイートの写真。「開幕のダンスの美少女たちは舞台から降りるとそばにいる人たちにお辞儀をしてありがとうございます、お疲れさまですと挨拶してました、青春いっぱいね!」とコメント。

同大学卒業生の然然陶さんのツイートの写真。「復旦青年同学会、45歳以下しか加入できません。現場はとても青春、すごい人気、青春の日々を思い出しました…遅れて着いたのが残念」とコメント。

同大学卒業生の狼吃白菜さんのツイートの写真。「復旦青年同学会、美少女グループで開幕、すごく興奮したよ」とコメント

同大学卒業生の鸭梨山大康师傅さんのツイートの写真。「上海校友会青年会が設立された!このsn48美少女グループの開幕ダンス、現場にたくさんオタクがいて歓声をあげてた」(訳注:「sn48」は原文の誤り)

以上、あとは復旦大学の青年同学会の誰かが動画をアップしてくれるのを待ちたい。

SNH48-恋愛禁止条例脱出計画というゲームの企画???

SNH48一期生の张馨方が、自分の応援会が作ったTシャツを「予約してね」とツイートしているので気づいたのだが、このTシャツはこちらの「久多良木エンタテインメント」というところが製作しているものらしい。
ウィキペディアによれば、久夛良木と言えばソニー・コンピュータエンタテインメントの元社長・久夛良木健氏のことだが、北京にあるこの会社とは全く無関係と思われる。
ただこの「久多良木エンタテインメント」は『SNH48-恋爱禁止条例逃出计划(SNH48-恋愛禁止条例脱出計画)』というゲームの開発中らしく、SNH48のメンバーがすでにアフレコのテストをしている。
そしてそのアフレコの音声が上述の同社のアカウントのツイートで公開されている。リンクだけ集めて以下に貼っておく。
陈思のアフレコテスト
“大家好。我叫陈思。今年二十一岁。希望大家以后多多支持SNH48。谢谢”
(みなさんこんにちは。チェン・スーです。今年21歳。これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございます)
莫寒 Mò Hán モー・ハン あだ名: momo SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1992/01/07貴州省遵義市生まれ
のアフレコテスト

“大家好。我叫莫寒 Mò Hán モー・ハン あだ名: momo SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1992/01/07貴州省遵義市生まれ
。今年二十一岁。希望大家能够多多支持我们这个新鲜的团体”
(みなさんこんにちは。モー・ハンです。今年21歳。この新鮮なグループを応援よろしくお願いします)
邱欣怡 Qiū Xīn Yí チョウ・シンイー あだ名: ワンワン SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1997/01/11台北市生まれ
のアフレコテスト

“大家好。我叫邱欣怡 Qiū Xīn Yí チョウ・シンイー あだ名: ワンワン SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1997/01/11台北市生まれ
。今年十六岁。来自台湾”
(みなさんこんにちは。チョウ・シンイーです。今年16歳。台湾から来ました)
汤敏のアフレコテスト
“大家好。我是汤敏。今年十六岁。来自上海”
(みなさんこんにちは。私はタン・ミンです。今年16歳。上海から来ました)
SNH48のメンバーを駆り出してアフレコテストまでしているということは、SNH48運営の許可を得ているということになるが、一体どういう位置づけの会社(?)なのか不明。SNH48運営の親会社である久遊網の下請けでもやっているのだろうか。
なお同社が製作した张馨方(チャン・シンファン)と俞慧文 Yú Huì Wén ユー・フェイウェン あだ名: シャオユー(退団済み) SNH48 Team
 SNH48 1期生
 生まれ
(ユー・フェイウェン)の応援Tシャツ、张馨方のiPhoneシェルは下図のとおり。
画像の左上に書いてあるように「原创非官方周边」、つまり「オリジナル非公式グッズ」である。非公式グッズを堂々と販売できて、メンバー自ら「予約してね」とツイートするというおおらかさ。SNH48の運営はグッズ販売の先を越されて何とも思わないのだろうか。
これらの商品を購入するには直接、久多良木エンタテインメントと中国ツイッターの個人メッセージ経由で連絡をとる必要があるようだ。
とにかく、グッズといい『SNH48-恋愛禁止条例脱出計画』なるゲームの企画といい、何だかよく分からない状況になっている。


SNH48、中国海峡衛星テレビでレッスン風景が紹介される

福建省の海峡衛星テレビのエンタメ・ニュース番組で、SNH48のレッスン風景が紹介されたらしい。中国の動画サイト「優酷」に、画質はかなり粗いが、その録画を見つけたので転載する。
SNH48一期生たちの中国語版『ヘビーローテーション』や、宮澤佐江と鈴木まりやとのダンスレッスン風景も見られる。
*)2012/12/18追記:日本語字幕を付けたので、埋め込み動画はそちらに差し替えておく。
フィーチャーされているメンバーは、もともとSNH48の大ファンである董芷依 Dǒng Zhǐ Yī ドン・チーイー あだ名: ドンちゃん(退団済み) SNH48 Team
 SNH48 1期生
 生まれ
(トン・チーイー)、湯敏 Tāng Mǐn タン・ミン あだ名: タンミン(退団済み) SNH48 Team
 SNH48 1期生
 生まれ
(タン・ミン)、そして最後に紹介されているのは最年少の13歳のメンバー蔣羽熙 Jiǎng Yǔ Xī チャン・ユーシー あだ名: ショウちゃん(退団済み) SNH48 Team
 SNH48 1期生
 生まれ
(チャン・ユーシー)。
最後のオルゴールは『天空の城ラピュタ』の『君をのせて』だが、2012/11/23のツイートで、張馨方 Zhāng Xīn Fāng チャン・シンファン あだ名: シャオシン(退団済み) SNH48 Team
 SNH48 1期生
 生まれ
(チャン・シンファン)がファンからもらったと書いているものだと思われる。

ところで、宮澤佐江はソロアルバムを1枚出したと紹介されてるし、鈴木まりやはなぜか『新世纪福音战士(新世紀エヴァンゲリオン)』の主演だと紹介されてるのだが…。
なので、宮澤佐江がSNH48の「隊長」を兼務することに内定している、というナレーションの信頼性もかなり低い。

SNH48についての興味深い中国2ちゃんねるのスレッド(4)

引き続き中国の検索エンジン「百度」の、2ちゃんねるに似た掲示板サービス「貼吧(てぃえば)」の「AKB48板」で見つけた、興味深いスレッドをご紹介する。
『連載:関于近期対SNH及48系中国化発展的研究報告(最近のSNHおよび48系の中国における発展の研究報告)』 (百度貼吧)
かなり分量が多いので全訳ではなく要約で、かつ複数回に分けてご紹介している。
最初に断っておいたように、このスレッドに書かれてあることが全て真実かどうかは、僕にも判断できない。真実と判断するか、このスレッド自体が壮大なネタと判断するかは、読者の皆さんにお任せする。
4回目の今回は、スレッドの第四章。引き続き運営会社の上海久尚についてだが、大手メディアとの協業関係がないことと、資金不足、この二つの短所の批判的検討と、最後に面白い企画案が書かれている。
大手メディアとの人脈も十分な資金もない上海久尚が、AKB48が数年かかって得た名声を短期間で得るのは不可能で、それを達成できるかのように喧伝するのは一種の「宗教」だと、このスレッドの筆者は論じている。
上海久尚が辛うじて持っているネットメディアのコネもあてにならない。SNH48公式サイトの最下部には中国の主要なネットメディアの名前が並んでいるが、一期生の記者発表会の扱いも、無数の芸能ニュースの一つに過ぎず、もともとSNH48をフォローしている読者にしか気づかれないというありさまだった。
唯一テレビの芸能ニュースで取り上げられた話題は、中国で有名なコメディアンの娘が、SNH48に「裏口入学」しようとしている、という醜聞だけ。しかもそのときテレビ局の取材に電話で答えたのは、中国ツイッター(新浪微博)に久尚社員としての公式アカウントさえないスタッフ。
また、上海久尚が制作した一期生選考ドキュメンタリーについては、このスレッドの筆者はAKB48のマカオ公演のドキュメンタリーのフォーマットだけ真似たもので、内容として失敗だと断じている。
マカオ公演のメイキングは、全体がマカオ公演までの日数のカウントダウンと、日本とマカオの状況の対比が緊張感を高める演出になっているが、SNH48一期生選考会ドキュメントは、単に記者発表会まで時系列に追っているだけで、何の演出にもなっていない、としている。
また、本来SNH48一期生選考会のドキュメンタリーを作るなら、主題は「努力する少女たち」になるはずなのに、カメラは淡々と選考過程を記録しているだけ。単なる上海久尚の業務PRビデオだとしている。
結局、ネットメディアとしての経験しかなく、潤沢な資金もない上海久尚は、中国ツイッターをうまく利用するしかないのだが、その点でも失敗しているという。
一つは感謝祭(Thanks giving day)に、メンバーたちがそろって同じようなツイートをした件。中国でも日本でも国民的な祝日ではなく、明らかに運営の指示によるものだ。
しかし中国で同じことをするなら、まさにSNH48のファン層である独身男性の記念日、11月11日の「光棍節」だろう、というもっともな指摘がされている。
他にも、最終成功に合格した直後のSNH48一期生に、上海久尚がAKB48の活躍の様子のお手本として見せたのが、よりによって西武ドーム初日の映像だった点も非難されている。
このスレッドの筆者は以上のように、上海久尚の運営について、そもそも大手メディアとのコネも資金もないという根本的な原因から、研修や制作物の細部に至るまで、あらゆる点に問題点を指摘している。
ただ、このスレッドの筆者の面白いところは、ただ非難しているばかりではなく、企画案を出している点だ。
その企画とは、支配人の白叔も、「海外留学生」の宮澤佐江と鈴木まりやも含めたSNH48メンバー全員を3組に分け、上海の街のゴミを、例えば空き缶200個など、決められた量だけ拾う競争を、時間を決めて定期的にさせるという提案だ。
いちばん早く拾い終わった組みは天国組として、火鍋のごちそうにありつける。二位の組は普通の弁当。最下位の組は地獄組として、冬の寒いさなかに半袖でかき氷を食べる。
ゴミ拾いをする場所は、人目につく上海のショッピング街や観光地。
そして各ネットメディアに、「SNH48は資金不足でゴミ拾いまでする状況。しかも日本からの留学生の二人まで参加させられている。留学生二人は日本を追い出された上に、中国ではこのあつかい」という、一種のスキャンダルとしてネタを提供する。
日本人メンバーまで巻き込まれているので、中国の反日青年(いわゆる「憤青」)の反感を買うおそれもない。
SNH48のファンは、決まった時間に現場に行けば、必ずメンバーを生で見られることになり、むしろ喜んで応援するだろう。また、SNH48に関心のない一般人も、清掃活動をしている彼女たちを悪く言わず、肯定的な評価をしてくれる。
そしてネットメディアは「売名行為だ」としてSNH48を非難するだろうが、その非難がテレビの芸能ニュースに取り上げられればしめたものだ。
そのようにして、あえてメディアに醜聞を提供しつつも、中国国内の政治的な文脈では問題が起きないようにし、かつ、一般市民からプラス評価を得られるかもしれない。
そういった企画を立案して、次々に打ち出していくことこそ、運営会社の上海久尚に求められていることなのだと、このスレッドの筆者は言いたいようだ。
なるほど中国では受けそうな醜聞のあおり方だと感じる。このスレッドの筆者は、日本でのAKB48の活動をかなり深く研究した上で、SNH48の運営のダメさ加減を非難していると見える。
続きはまた後日。