SNH48チームHII全曲オリジナル新公演『Beautiful World』2017/04/08初日、SNH48グループは100%オリジナル公演に

上海SNH48チームHIIの全曲オリジナル新公演『Beautiful World』の予告映像が公開された。

公演詳細はSNH48公式サイトのこちらのページ

例によって楽曲ごとに短い解説がついているが、日本語試訳はしない。

タイトル曲の『Beautiful World』を聴いただけで、楽曲のレベルはたぶん安心できるし、SNH48チームHIIはデビュー公演からダンスがいちばんそろっていたチームなので、公演当日を楽しみにしたい。

念のため楽曲は以下の16曲

01.H Zone
02.I Hate You
03.闇夜の女神(黒夜女神)
04.High Light

以下ユニット曲

05.完全犯罪(完美犯罪)
06.关不掉(怒りや焦りが耐えきれないの意味。訳はまた考えます)
07.スーパー・ケミカル・ガール(化学超女子)
08.対峙
09.天使の罠(天使的圈套)
10.背水一戦(文字どおりには「背水の陣」。訳はまた考えます)

以下後半の全員曲。英語が多すぎる(笑)。

11.Beautiful World
12.Why
13.Orange Fire

以下、アンコール後の全員曲。

14.Running Girls
15.天天向上(毎日勉強して向上しようという意味。同じ名前のバラエティー番組がある)
16.あなたがいれば(如果有你在)

以下、上に埋め込んである予告映像が、GNZ48チームNIII『第一人称』予告映像と比べてあまりにヒドいので、カットの改善案を後日追記。

広州GNZ48新オリジナル公演『第一人称』予告編がカッコよすぎ、北京BEJ48陳倩楠生誕祭の宝塚的ユニット曲、新派生ユニット「SEVEN SEN7ES」プレビュー第一弾公開

上海SNH48グループ関連でいくつか音源と動画をご紹介。

広州GNZ48 Team NIII 全曲オリジナル公演『第一人称』予告映像

この予告映像のクオリティがハンパない。

やっぱり広州GNZ48の映像制作スタッフは、かなりの映画ヲタクに違いない。冒頭のハリウッド映画のプレビューメッセージ(緑色の背景)のパロディーから始まる。

上海の風景が上下の鏡像になっているのも、何かの映画の引用では?(筆者は最近のハリウッド映画は見ないので分からないが)

左にもーちん(陳慧婧 Chén Huì Jìng チェン・フェイチン あだ名: もーちん GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 1997/01/13浙江省生まれ
)右にチェンチェン(劉倩倩 Liú Qiàn Qiàn リョウ・チェンチェン あだ名: チェンチェン GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 1994/11/28福建省生まれ
)の二人の後ろ姿のシルエットのカットもすごく良い。全体に抑えめの色調にぴったりのモノクロ風。日本語字幕を付けておいたが、セリフがまったカッコいい。

最初、背景で鳴っている音に、ストリングスが重なってくる音の作り方も完璧。

ナンシー(陳楠茜 Chén Nán Qiàn チェン・ナンシー あだ名: ナンシー GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 2000/06/12河南省生まれ
)が構えた銃口のアップから、ナンシーの顔に少しずつ外光が当たるカットも秀逸。

「どこから来たかは どうでもいい」のセリフで、何気なくインサートされる大きな換気扇のカットもセンスが良すぎる。

そこから遠景がボケた手元だけのカット。このあたりはほぼ同じ長さのカットがフェイドイン、フェイドアウトで積み重ねるようにじわじわとつながれている。

下図、ポストプロダクションで飛行機を入れたカットの二人の人物の構図なんて、もう鳥肌モノ。

そしてツオツオ(左嘉欣 Zuǒ Jiā Xīn ツオ・チャーシン あだ名: Pany GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 1996/09/01上海生まれ
)が、救い出したナオナオ(盧靜 Lú Jìng ルー・チン あだ名: ナオナオ GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 1994/11/05福建省生まれ
)に銃を投げるカットは、お決まりのスローモーション。

次の中二病シーケンス(笑)は、遠景のちんゆー(陳欣妤 Chén Xīn Yú チェン・シンユー あだ名: ちんゆー GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 1999/06/05台湾生まれ
)にポストプロダクションで陽炎のようなエフェクトを入れることで、何かの「パワー」が働いていることが分かる。

まず、Kimmy(鄭丹妮 Zhèng Dān Ní チェン・タンニー あだ名: Kimmy GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 2001/01/26広東省生まれ
)の手舐めの遠景のちんゆー(陳欣妤 Chén Xīn Yú チェン・シンユー あだ名: ちんゆー GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 1999/06/05台湾生まれ
)があって….

次に「覚醒した」ちんゆー(陳欣妤 Chén Xīn Yú チェン・シンユー あだ名: ちんゆー GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 1999/06/05台湾生まれ
)のカットがあり…

Kimmy(鄭丹妮 Zhèng Dān Ní チェン・タンニー あだ名: Kimmy GNZ48 Team NIII
 SNH48 6期生
 2001/01/26広東省生まれ
)のカットをつなぐ、この3カットのモンタージュだけで、Kimmyとちんゆーが戦闘していることを分からせている。

しかもモノクロの画面の中で、ちんゆーの真っ赤な瞳と、Kimmyの真っ赤な口紅だけがアクセントになっているという、じつはものすごくスタイリッシュな映像。

最後、銃舐めで、向こう側のCK(陳珂 Chén Kē チェン・コー あだ名: CK GNZ48 Team G
 SNH48 5期生
 1995/08/09湖南省生まれ
)の後ろ姿に徐々にピントが合うカットも素晴らしい。

めちゃくちゃスタイリッシュなプレビューで、これだけで筆者としてはお腹いっぱいになるくらい本当に素晴らしい。広州GNZ48の映像制作チームはおそろしいまでのテクニックを持っている。

北京BEJ48 Team E 陳倩楠 Chén Qiàn Nán チェン・チェンナン BEJ48 Team E
 SNH48 6期生
 1998/03/19天津市塘沽区生まれ
(チェン・チェンナン)生誕祭

2017/03/19(日)に北京BEJ48チームE(SNH48六期生からの移籍組)陳倩楠 Chén Qiàn Nán チェン・チェンナン BEJ48 Team E
 SNH48 6期生
 1998/03/19天津市塘沽区生まれ
(チェン・チェンナン)生誕祭があった。彼女はチームEの中ではイケメンキャラ。

全曲オリジナル公演『ティアラ・ファンタジー(奇幻加冕礼)』のデュエット曲『シンデレラのガラスのスマホ』の王子様は彼女の当たり役。

じつは生誕祭の陳倩楠 Chén Qiàn Nán チェン・チェンナン BEJ48 Team E
 SNH48 6期生
 1998/03/19天津市塘沽区生まれ
(チェン・チェンナン)の王子様の衣装はいつもと違っていた。

↓これが生誕祭の衣装。プリンセス役はチームEキャプテンの李想 Lǐ Xiǎng リー・シャン BEJ48 Team E
 SNH48 6期生
 1994/02/05北京生まれ
(リー・シャン)

↓これはいつもの衣装。画面キャプチャは初演時で、プリンセス役は退団済の易妍倩 Yì Yán Qiàn イー・イェンチン あだ名: 愛ちゃん BEJ48 Team E
 SNH48 6期生
 1997/11/28湖南省生まれ
(イー・イェンチェン)

ご覧のように、いつもは陳倩楠 Chén Qiàn Nán チェン・チェンナン BEJ48 Team E
 SNH48 6期生
 1998/03/19天津市塘沽区生まれ
(チェン・チェンナン)もスカートにハイヒールだが、生誕祭ではついに、本当の王子様になったのだ。

これは感動モノ。北京BEJ48劇場がまるで宝塚になったかのよう。『ベルサイユのばら』までの道のりはそう遠くない。

北京BEJ48 第三弾全曲オリジナルEP『マニフェスト(宣言)』音源公開

こちらについては、他の収録曲の音源がそろってからコメントしてみる。

SNH48の新派生ユニット「SEVEN SENSES」イメージプレビュー公開開始

上海SNH48の「Color Girls」に続く新しい派生ユニット「SEVEN SEN7ES」メンバーのイメージプレビュー公開が始まった。「SENSES」の2つ目の「S」が「7」になっている。

一人目はSNH48二期生チームNIIのAkira(趙粵 Zhào Yuè チャオ・ユエ あだ名: Akira SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1995/04/29湖北省武漢市生まれ
)。このブログではいつもユーミーというあだ名でご紹介していたが、やっぱりAkiraに変えることにする。

個人的な意見だが、このプレビューは広州GNZ48の新公演プレビューのクオリティと比較すると、ハッキリ言って全然ダメ。BMWの広告にしか見えないからだ。

「CRUISIN’」の文字が画面いっぱいに映る。「CRUISIN’」は自動車走行という意味なので、これでは美女がBMWの宣伝をしているようにしか見えない。メインはBMWで、モデルの「Akira」さんはサブ。

いちばんダメなカットは、最後に「SEVEN SEN7ES」のロゴの後ろにBMWが映るカット。

本当にAkira(趙粵 Zhào Yuè チャオ・ユエ あだ名: Akira SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1995/04/29湖北省武漢市生まれ
)をメインで見せたいなら、本来は次のようなカットにするべき。

振り返ったカメラが地面すれすれのローアングルで、歩き去っていくAkira(趙粵 Zhào Yuè チャオ・ユエ あだ名: Akira SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1995/04/29湖北省武漢市生まれ
)のハイヒールブーツの足元を、床舐めで撮影。

そこにAkiraが投げ捨てた車のキーが落ちてきて、チャランと鳴って、「SEVEN SEN7ES」の文字がフェイド無しでバン!と出て来きて、最後に丸いロゴ。

こうしないとAkiraがメインにならない。

また、「SEVEN SEN7ES」のロゴが、背景の赤い文字のロゴ、画面にかぶさる半透明の白文字のロゴ、最後の遠景のロゴと、なぜか3週類も登場する意味が分からない。

一般人がこの映像を見たら、ふつうはBMWの広告だと思うだろう。

これはテレビ広告を見すぎの人が作った、プロモーション映像の悪いお手本のようなもの。残念。

広州GNZ48チームNIII『僕の太陽』千秋楽でSNH48グループの脱AKB48公演がほぼ完了

広州GNZ48チームNIIIの『僕の太陽』公演がついに2017/03/18(土)千秋楽を迎えた。

↓4時間におよんだ千秋楽公演はこちら。

これでAKB48お下がり公演を上演しているチームは、SNH48グループからなくなった。

正確に言うと、上海SNH48チームHIIだけが、同チームが過去に上演した『青春パーティー』『手をつなぎながら』『アイドルの夜明け』の3公演プラス『今度こそエクスタシー』のベスト公演を行っている。

ただ、2017/04/08には同チームHIIも全曲オリジナル公演『Beautiful World』を開始するので、SNH48グループ全チームがSNH48運営制作のオリジナル公演になる。

上海SNH48
チームSII 全曲オリジナル公演『心の旅程』
チームNII 全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』
チームHII 全曲オリジナル公演『Beauriful World』(2017/04/08初日)
チームX 全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』
チームXII 全曲オリジナル公演『コードXII』

北京BEJ48
チームB 全曲オリジナル公演『心の旅程』(上海SNH48チームSIIお下がり)
チームE 全曲オリジナル公演『ティアラ・ファンタジー(奇幻加冕礼)』
チームJ 全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』(上海SNH48チームNIIお下がり)

広州GNZ48
チームG 全曲オリジナル公演『心の旅程』(上海SNH48チームSIIお下がり)
チームNIII 全曲オリジナル公演『第一人称』(2017/03/24初日)
チームZ 全曲オリジナル公演『専属派対(僕らだけのパーティー)』(上海SNH48チームNIIお下がり)

瀋陽SHY48
チームSIII 全曲オリジナル公演『心の旅程』(上海SNH48チームSIIお下がり)
チームHIII 全曲オリジナル公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』(上海SNH48チームXお下がり)

SNH48グループにとっては、いよいよ新しい段階の始まり。

デビュー間もない瀋陽SHY48キャンパスシーズン特別公演の予想外のクオリティ

瀋陽SHY48チームHIIIが2017/03/18(土)~19(日)の2日間行った「キャンパスシーズン」特別公演が現地でかなり好評だったのでご紹介。

その理由は衣装がほぼ全編、制服だったことと、特別曲のコーナーでメンバーの特技を活かしたパフォーマンスが予想以上に素晴らしかったこと。

MCとアンコール部分をカットした全編はこちら。

ふだんの定期公演『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』の特別公演。『ドリーム・フラッグ』は上海SNH48チームX全曲オリジナル公演のお下がり。

なぜ「キャンパスシーズン(校園季)」特別公演なのかというと、中国では大学入試が終わって、春学期が始まる時期だかららしい。

そういうわけでメンバーは最初の数曲だけを除いて、ほぼ全編学生服姿でパフォーマンスしている。

弾幕コメントを見ている限り、かなり好評だったようだ。というのは、瀋陽SHY48チームHIIIのいつもの『ドリーム・フラッグ(夢想的旗幟)』公演の衣装がひどすぎるから(笑)。

一つはすでにネタになっているこの衣装。

中国の若者が「おっぱいミサイル」とツッコミを入れていて驚いたのだが、どうやらプレイステーションのゲーム『スーパーロボット大戦』で『マジンガーZ』シリーズを知っているらしい。

続きを読む…

SNH48春の全曲オリジナルEP『お互いの未来(彼此的未来)』に好き勝手コメントしてみる

SNH48の15枚目のEP『彼此的未来(お互いの未来)』の音源がリリースされたのでご紹介。もちろん全曲オリジナル。

01.お互いの未来(彼此的未来)

作詞:甘世佳
作曲:OKBOYS

すでにMVとともにご紹介済みなので省略。SNH48二期生カチューシャ(李藝彤 Lǐ Yì Tóng リー・イートン あだ名: カチューシャ SNH48 Team NII
 SNH48 2期生
 1995/12/23陝西省西安市生まれ
)が初のセンター。

作詞は現地ファンの間で評価の高い甘世佳(ガン・シーチャー)

02.天使と悪魔(天使与悪魔)チームSII

作詞:劉捷
作曲:Wes Koz

この種の「白人が歌うブラック・ミュージック」スタイルの楽曲は、今のビルボード・チャートで耳が腐るほど聴ける。

ブリッジのDメロの伴奏に聴こえてくる、女声の「ハアア」というコーラスが典型的。こういうスタイルの楽曲はハンバーガー屋で何度も聴き飽きている。こういう曲をSNH48に書く必要は全くない。

たぶん最近SNH48メンバーのうち7名が韓国にダンスの短期特訓に行ったこともあり、SNH48のダンス・パフォーマンスの幅を広げるために、あえてこてこてのブラック・ミュージックを収録したんだろうと思う。

ただ、アイドル曲は、アイドル曲という形式的な制約からはみ出さずに、どれだけ多様性のある楽曲を創り出せるか。制作陣がそのことに挑戦するから面白いのであって、この曲のように単純に白人の歌うブラック・ミュージックを創って何の意味があるのか分からない。

生誕祭の特別曲で余興としてTaylor Swiftでもカバーすれば十分だと思うが。昔のカントリー時代のTaylor Swiftではなく、今のTaylor Swiftの。

03.Listen To My Love(傾聴我的愛)チームNII

作詞:劉捷
作曲:Mcflied Chicken

作曲者が「マックフライドチキン」というふざけた名前だが、曲もふざけている。筆者の中国ツイッター(新浪微博)ですでにツイートしたように、サビは完全にORANGE RANGE『以心電信』のパクり。

中華圏ではシンディー・ワン(王心凌)が『心電心』としてカバーしているので、中国のみなさんにはそう言った方がわかりやすいと思う。いずれにせよパクり。

Aメロ、Bメロは悪くないし、ブリッジのDメロまであるし、編曲も悪くないのに、なぜサビをパクったんだろうか。

オマージュやリスペクトのために、途中で少しだけ引用するのは全く問題ないと思うけれど、ここまで完全にパクられると論評のしようがない。

もしかするとSNH48運営はチームNIIメンバーの応援会は、何をやっても総選挙で大量の票を投じてくれるので、普段のコンテンツの品質はどうでもいいと考えているのではないか、と疑いたくなる。

04.Beautiful World(美麗的世界)チームHII

作詞:チームHIIキャプテン 吳燕文 Wú Yàn Wén ウー・イェンウェン あだ名: ウサギ SNH48 Team HII
 SNH48 3期生
 1994/10/18河南省生まれ

作曲:劉捷

ここまで作詞者だった劉捷という人物がいきなり作曲者になっている。メロディー、Aメロ、Bメロ、Cメロ、ブリッジのDメロという曲構成、細かい転調、編曲の音作り、作詞にチームHIIキャプテンのウサギ(吳燕文 Wú Yàn Wén ウー・イェンウェン あだ名: ウサギ SNH48 Team HII
 SNH48 3期生
 1994/10/18河南省生まれ
)を起用した点。

すべてが最近のSNH48オリジナル曲として十分な水準を満たしている。過去のオリジナルEPにも同じことが言えるが、音楽性ではチームHIIやチームXの楽曲がいちばんまともだと思う。

05.Run for the Dream チームX

作詞:劉捷
作曲:Shaliponte

この曲はチームXのスイスイ(楊冰怡 Yáng Bīng Yí ヤン・ビンイー あだ名: スイスイ(水水) SNH48 Team X
 SNH48 4期生
 2000/07/26海南省生まれ
)がいち早く中国ツイッター(新浪微博)で「とっても中二病」と自虐ツイートをしていた。こういうスイスイ(楊冰怡 Yáng Bīng Yí ヤン・ビンイー あだ名: スイスイ(水水) SNH48 Team X
 SNH48 4期生
 2000/07/26海南省生まれ
)の機転のきかせ方はさすが。

彼女が言うとおり、アニメのオープニングにピッタリの曲風で、サビ始まりの構成。ディストーション・ギター主体のバッキングに、シンセやピアノの透明な音が重なってくるという編曲も、これぞアニソン!という感じ。

ツーコーラス目終わりのディストーション・ギターの間奏の転調、その後のDメロの途中での転調も素晴らしい。ここまで来るとちょっとしたElements Garden楽曲という感じ。編曲も最後の爆発音まで手抜きなし。

現地ファンとしても、上記のチームSIIの『天使と悪魔』のような曲ではなくて、こういう曲が聴きたいのではないかと思う。

06.To Every Of You(致每個你)チームXII

作詞:甘世佳
作曲:不明

この曲もタイトル曲と同様、作詞は現地ファンの間で評価の高い甘世佳(ガン・シーチャー)。ミドルテンポやバラード系の楽曲は彼の作詞が合うのだろう。

ミドルテンポでゆったりした譜割りのAメロから、細かい譜割りでRAP風のBメロへ移行する対比が良い。サビのCメロは転調なしだが、Bメロ最後からスムーズに流れていくメロディー。サビの後の「ラララ」のスキャットもさり気なくて良い。

そしてブリッジのDメロもある。このDメロはキーがEbメジャーの曲でDb⇒Abの進行で始まるので部分転調と言えなくもない。手抜きのないコード進行。そして最後のサビのリフレインは半音上がってEメジャーというお決まりの転調。

以上、チームSII、チームNIIの2曲はEP全体の単なるアクセントにされてしまった印象。