上海SNH48公演曲がJ-POPと別物になっている件:『Mad World』『愛未央』

上海SNH48がK-POP要素をとり入れることで、完全に日本の48系とは別物になっている件。

SNH48一期生中心のチームSIIが2つめの全曲オリジナル公演『第48区』を開始しているのはすでにお伝えしているとおり。

その中から、2017/07/12(水)上演分のデュオのユニット曲『Mad World』と『愛未央』をピックアップしてご紹介。

『Mad World』 一期生CC(徐晨辰)一期生マオマオ(李宇琪

この2人はこのユニット曲のオリジナルメンバー、というより、たぶんこの2人以外にこの曲を歌えるメンバーはいない。

なぜ2017/07/12(水)公演分をとり上げたかと言うと、マオマオ(李宇琪)のマイクがオンになっているから。

CC(徐晨辰)のマイクは毎回オンになっているが、マオマオ(李宇琪)の方はRAPがあるので普通は口パクかマイクは半分しか開いていない。

スタイルはロック・ポップだが、ここまでガッツリRAPが入っている点は、明らかにK-POPの導入。

次は一期生タコちゃん(張語格)二期生みらい(蔣芸)の『愛未央』

こちらのジャジーなバラードは、ダンスの振付けや、伴奏のEDMの味付けも含めて、J-POPには全く存在しないK-POPスタイル。

オリジナルメンバーは一期生ダイモン(戴萌)と一期生キキ(許佳琪)だが、ダイモン(戴萌)がネット映画撮影中のため、この日はこの2人になった。

ただチームSIIファンは、タコちゃん(張語格)のこのユニット曲を絶対に見たかったはず。

しかも相手が、タコちゃんと同じく、スリムなスタイルがクールなみらい(蔣芸)で、この2人はこの2人で完璧なカップリング。

ちなみに『愛未央』というタイトルは、愛がまだ尽きない、という意味。

前から書いているとおり、楽曲の方向性では、SNH48グループはすでにAKB48とは別物になっている。

AKB48グループは秋元康が全曲作詞を担当するので、あくまで王道のJ-POPに、多少EDMやオルタナの味付けがつく範囲におさまっている。

一方、SNH48グループの楽曲は、広州GNZ48はAKB48の正統派J-POPの枠内におさまっているけれど、上海SNH48はJ-POPから半分は完全に離れている。

SNH48のK-POPスタイルの派生チーム「7SENSES」がその試みの最先端になっていて、必ずしも成功しているとは言えないけれど、定期公演の楽曲にはその経験がうまく活かされている感じがする。