SNH48チームSII新公演『パジャマドライブ』2014/05/30初日、中国語タイトル『不眠の夜』

SNH48チームSIIの2014/05/30からの新公演は事前のリーク情報どおり、AKB48 TeamB 3rd『パジャマドライブ』になったようだ。公式サイトの新公演紹介ページはこちら

SNH48チームSIIとしては『最終ベルが鳴る』『恋愛禁止条例』に続く3つめの公演。

公式プレビュー映像はこちら(日本語・英語字幕つき)

公演タイトル『パジャマドライブ』が『不眠之夜(不眠の夜)』になっている。
公演曲は以下のとおり。中国語(中国語の直訳)、原題の順。


01.初日(初日)、初日
02.必殺技(必殺技)、必殺テレポート
03.恋愛中的美人魚(恋愛中の人魚)、ご機嫌ななめなマーメイド
04.浪漫単車(ロマンチックな自転車)、2人乗りの自転車
05.天使的尾巴(天使のしっぽ)、天使のしっぽ
06.不眠之夜(不眠の夜)、パジャマドライブ
07.純情主義(純情主義)、純情主義
08.愛恨的涙(愛と憎しみの涙)、てもでもの涙
09.鏡中聖女(鏡の中聖女)、鏡の中のジャンヌ・ダルク
10.兩年後(二年後)、Two years later
11.生命所謂的意義(生命のいわゆる意義)、命の使い道
12.Kiss(Kiss)、キスして損しちゃった
13.青春(青春)、僕の桜
14.加油!S隊(がんばれ!チームSII)、ワッショイB!
15.水手夢(水夫の夢)、水夫は嵐に夢を見る
16.閃耀的你(輝く君)、白いシャツ

ユニット曲担当は以下のとおり。
05.天使のしっぽ:SAVOKI(趙嘉敏 Zhào Jiā Mǐn チャオ・チャーミン あだ名: SAVOKI SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1998/07/22広東省深セン市生まれ
)、ワンワン(邱欣怡 Qiū Xīn Yí チョウ・シンイー あだ名: ワンワン SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1997/01/11台北市生まれ
)、タコちゃん(張語格 Zhāng Yǔ Gé チャン・ユーグー あだ名: タコちゃん SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1996/05/11ハルピン市生まれ

06.パジャマドライブ:マオマオ(李宇琪 Lǐ Yǔ Qí リ・ユーチー あだ名: マオマオ SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1993/02/26陝西省西安市生まれ
)、キキ(許佳琪 Xǔ Jiā Qí シュー・チャーチー あだ名: キキ SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1995/08/27浙江省生まれ
)、momo(莫寒 Mò Hán モー・ハン あだ名: momo SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1992/01/07貴州省遵義市生まれ

07.純情主義:不明
08.てもでもの涙:CC(徐晨辰 Xú Chén Chén シュー・チェンチェン あだ名: CC SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1990/06/20江蘇省南京市生まれ
)、Bちゃん(孔肖吟 Kǒng Xiào Yín コン・シャオイン あだ名: Bちゃん SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1992/04/11遼寧省瀋陽市生まれ

09.鏡の中のジャンヌ・ダルク:不明

ここから先は独断と偏見なので、ご興味のない方は読み飛ばして下さい。

SNH48楽曲のタイトルと歌詞の中国語訳は、SNH48結成直後から顧瑞(グー・ルェイ)さんが手がけ、一貫して秋元康の原詞のほぼ直訳だった。

しかし、よほど中国人にとって耳触りが悪かったらしく、顧瑞さんがスタッフを辞めた後、SNH48チームNIIの『逆上がり』公演以降、原詞とはかけ離れた歌詞になっている曲がかなりある。

たとえば中華圏のポップスでは、歌詞が1番しかなく、2番も3番も同じ歌詞をくり返し歌うことが多い。

その中華圏ポップスの習慣にならって、SNH48チームNII『逆上がり』公演や、2014/01/18のSNH48紅白対抗歌合戦でCC(徐晨辰 Xú Chén Chén シュー・チェンチェン あだ名: CC SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 1990/06/20江蘇省南京市生まれ
)が初披露した『泣きながら微笑んで』もそうだが、歌詞が1番しかない曲もある。

また『逆上がり』公演の『否定のレクイエム』の歌詞にある「彼女が鳥になった日」というのは、彼女が飛び降り自殺をしたという意味だ。

この曲の中国語タイトルは『総有一天(いつの日か)』で、「いつの日かあなたが飛び立てるようになったとき、やっと自由が何か分かるでしょう」という全く別物の歌詞に変わっている。

親友の自殺から逆に命の尊さを知るという逆説的な原詞の物語が、人間は成長して初めて自由の意味がわかるという、一直線の成長の物語に変わっている。

『泣きながら微笑んで』も、原詞は季節が明確に冬で、新しい一歩を踏み出す大事な人を激励する気持ちと、自分が孤独になるのを恐れる気持ちの微妙な揺れ動きを描いているが、中国語詞では季節がなく、単純な失恋の回想になっている。

おそらくチームSII新公演『パジャマドライブ』も、この新しい訳詞の方針にしたがって「耳ざわりの良さ」優先の歌詞になっているだろう。

現地のSNH48ファンのほとんどは、秋元康の原詞の意味を、現地の自主的な翻訳組織である「字幕組」のおかげですでに知っているだろう。でも、劇場の中ではもう秋元康の歌詞ではない公演しか見てもらえないのは、少し悲しい感じがする。