SNH48二期生書類審査に合格した女性が病死していた話

今日2013/07/01、SNH48の中国ツイッター(新浪微博)公式アカウントが、突然個人のツイートをリツイートした。リツイートされた個人アカウントのツイートを、まず試訳する。


Kagurayui:「6月27日携帯電話が鳴った。電話にでると相手はSNH48ネット応募受付とのことで、XXさんはいますか?と聞いてきた。私が何のことでしょうかと聞くと、彼女は合格しましたとの返事。包子さん(訳注:この個人アカウント本人のあだ名)は7月30日に一次面接に来て下さいとのこと。私は話をぼかして彼女が海外にいると言うと、先方はあと1か月で帰国されますか?私は今年は、ずっと海外にいるので帰国しませんと答えた。こう言うしかなかった、それ以外のことは敢えて言わなかったけど、何て悲しいの!こう答えるということは(あきらめる)のと同じこと。彼女はきっと喜んでいるでしょう、歌もダンスも上手かったから」
2013/06/30 13:08


このツイートはアカウントの女性の母親が代筆したものだ。なぜなら、本人は病気で亡くなっているからだ。その訃報に関するツイートの一つを紹介する。


華西都市報:「【22歳上海女性胃がんで逝去】自分をしっかり愛することを学ぼう!美しい上海女性@Kagurayuiは上海外語大日本語学科に通っていた。2011年末胃がんと診断、今年2月2日不幸にも逝去、年齢はまだ22歳。父親は2012年2月に結腸がんで不幸にも逝去していた。楽観的な彼女は微博に明るい一面を留めているが、現在は母親が代理でツイートしている。彼女のがんとの闘いの過程はこちらのスレッドに書き留められている:http://t.cn/Sfq94p 新聞晨報」
2013/02/05 21:06


また、アカウント本人の「包子」さんが亡くなった時のツイートはこちら。


Kagurayui:「明日、お母さんとたくさんの同級生そして友人たちが華龍普安廳に来て私を送ってくれて、私は旅立ちます、みなさんありがとう、お母さんご苦労様、体に気を付けて!この人生であなたに報いるチャンスはなかったけど、来世もあなたの娘になります!」
2013/02/03 19:00


ツイート日時が逝去した後になっているのは、本人の「遺言」を母親が代理でツイートしたのだろう。
SNH48一期生のタンミン(湯敏 Tāng Mǐn( タン・ミン) あだ名: タンミン SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 生まれ
タン・ミン)も、今日2013/07/01この「包子」さんとのエピソードについてツイートしている。


タンミン(湯敏 Tāng Mǐn( タン・ミン) あだ名: タンミン SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 生まれ
タン・ミン):
「前回台湾に行った時私たちは一人の包子という女性にサイン入りのポスターとビデオレターで早く回復するよう祈った。彼女は今回の二期生の書類審査も通過していた。でも彼女はそれを見る前に亡くなってしまった。突然生命がとても脆いものに思えた。でも病気が彼女を傷つけたとしても、彼女は自分の夢をあきらめなかった。彼女をとても尊敬する。包子さんがもう一つの世界で楽しく歌って踊り続けていますように」
2013/07/01 19:40


しかしタンミン(湯敏 Tāng Mǐn( タン・ミン) あだ名: タンミン SNH48 Team SII
 SNH48 1期生
 生まれ
タン・ミン)が言っているサイン入りのポスターは、実は「包子」さんは目にすることなく逝去した。その理由について、包子さんのアカウントで母親が説明している。


Kagurayui:「今日、荷物の整理をしていたら、一枚のポスターを見つけてとても残念に思った、あの子は当時もう体がかなり悪くなっていたので、こんなにたくさんの女の子たち(訳注:SNH48メンバーのこと)も、彼女の回復を願っているのを見せることを忘れていた。もしあの子に霊感があればきっと見えるだろう、お母さんも今初めて見つけたんだから。当時受け取った速達を開封しないまま、包子の面倒を見るのに忙しすぎて手が回らなかった。SNH48のイメージキャラクターの6名の女の子たちどうか許してね、包子があなたたちのサインと願いを知ったらきっとこの上なく喜ぶでしょう、ありがとうSNH48。」
2013/04/14 21:31


こちらのツイートによれば「包子」さんは生前AKB48ファンで、中でも大島優子のファンだったらしいことがわかる。
SNH48二期生募集が正式に公表されたのは、2013/03/31のSNH48握手会なので、おそらくこの「包子」さんは通年募集枠で生前にすでに応募していたのだろう。
今回の二期生募集には、通年募集枠からの応募者が、個人情報を更新して再応募する方法もあった。
たぶんこのルートで「包子」さんは二期生の応募が締め切られた後、書類審査に合格し、冒頭に紹介したツイートのように、SNH48運営から母親への合格通知の電話となったのだろう。
最後に僕の個人的な見解として、余計なひとことを付け加えておくと、以上の一連のエピソードに運営会社の久尚が余計な演出を加えていないことを、切に願っている。